東京おこめクーポン事業

続編です

「東京おこめクーポン事業」

東京都のHPに記載されています

東京おこめクーポン事業　国産農産物を活用した低所得世帯への生活支援　296億円

物価高の影響を受けやすい低所得世帯の生活安定を図るため、国産の米や野菜などの食料品と引き換え可能なクーポンを配付（専用申込サイト又ははがきでの申込みにより、食料品を自宅へ配送）


これをそのまま解釈すれば、

クーポンを対象世帯に配布する

専用申込サイトまたははがきで申し込む

こめ、野菜など配送される


都はどこかに委託するはず

全部、コメならば4万3500トンになる

174万世帯という膨大な数

そこに配達する？


受けられる業者は限られますね


このための予算は296億円となっている

単純に174万世帯で割れば1世帯あたりにかかる費用は17,011円となります

事務委託経費、郵便代、配達費用、それに商品代金

㎏400円、税込440円のコメなら25㎏で11000円

6000円が配送料含めた委託経費ということになる


この事業、一部の業者に委託するのではなく、


専用のクーポン券を小売店に持っていけばお米と交換できる（金額決めて）

そうすれば配送料もかからないし、一部の業者の仕事ということも避けられる

クーポン券をどこでお金に交換するかということは課題

とにかく、振ってわいたような思い付きの事業
43500トンものお米を一部の業者が集める、販売するのは業界に大混乱をもたらす
たぶん、無理だと思います


薄く広く、こういう事業が販売会社にも行き渡るようにしてもらいたい



それにしても・・・

東京都の世帯数は720万くらい
住民税非課税世帯174万世帯
全体の24％占めるということになる

これにもおどろきました！