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市川稔の米(マイ)情報

テレビ取材

テレビ番組のことが続きますが、進行形の番組制作のことを少し。

テレビ東京の看板番組である「ガイアの夜明け」がコメのこと、福島のこと、ユーザーのこと、小売りの現場のこと。

などで番組構成を考えています。

ある方の紹介でわたしのことろにディレクターから相談がありました。

ガイアの夜明けはかなり視聴率もよく、経済番組としてある地位を持っていると思われます。

民放は番組制作のコストもかなりシビアです。

ガイアの夜明けなどは番組制作会社が企画をテレ東にコンペ形式で提出。

その制作会社は何十社もあるという。

この時期にコメ、フクシマなど題材にするのはすごく神経を使います。

週刊誌のようにおもしろおかしく書かれてしまった後ではとりかえしがつきません。

小生の場合は番組の構成を最初から聞いて、アドバイスと言ったらおこがましいですが、
いろいろ提案をしておりました。

取材先もいろいろ紹介や提案をしておりました。

小生も一応映像の世界のこと少しは分かるので。

日大芸術学部映画学科監督コースというところにおりましたので(中退ですが)

電話やメールで何度も何度も打ち合わせしました。

昨日、9月27日に取材に入りました。

番組制作会社のディレクターが二人。

カメラマンと運転手兼ねた助手。

4名体制です。

カメラマンや助手は聞いたところフリーなので仕事あるときにやっている感じ。

番組の詳しいことはこの場では避けますが「番組制作」の現場も大変な仕事であること。

ディレクターによると情報番組は一日の取材で使える絵は1分くらいとのこと。

編集作業は地獄の作業に。

10日くらい徹夜みたいな感じ。

コンピューター上でやる作業なのでまだましか。

それにしてもひとつの番組つくるには膨大な時間とコストが掛かっている。

それだけ力入れている番組ということも言えるが。


昨日はNHKも入りました。


NHKスペシャル


10月22日(土) シリーズ日本新生 “安全な食”をどう確保するのか 第1部「“食の安全を確保せよ”流通革命最前線(仮)」

10月22日(土) シリーズ日本新生 “安全な食”をどう確保するのか 第2部「 徹底討論 どう確保する?食の安全安心(仮)」

2部構成で放送するものです。

民放と違いNHKの制作費はケタが違います。

ものすごい人数の取材班がテーマ別に国内も国外にも飛びます。

こちらはドライバーが別にちゃんといます。

以前は黒塗りの大型ハイヤーで取材にまわっておりました。

このNHKスペシャルも大きな番組になると思われます。


こちらはJGAP主導で簡易型放射能検査器の実証実験に弊社が参加したというもの。

線量計を使って、食品(コメ)のベクレル値を出すというもの。

弊社の場合、

①国、市町村で放射能検査して地域としてOKしたものを扱う(当然ですが)
②契約生産者のサンプル玄米を指定の検査機関に出して詳細に検査しOKなものを扱う
③さらに、今後入荷ロットごとに社内で簡易検査を行い全ロット検査体制をつくる

この③の取り組みに対して取材をしました。

開発したのは堀場製作所というユニークな会社です。

なにせ、社是が「おもしろおかしく」ですから。

ラディという環境放射線モニタを使い、ベクレル値に換算するソフトとキット。

小さい、安い、時間が掛からない(10分程度)

2011年10月6日発売だそうです。

写真はそのキットです。


本日はテレビ取材の裏話でありました。

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