市川稔の米(マイ)情報

米生産者来訪

北海道から1名の生産者が来訪する予定になっていました。


朝、岩手や宮城に地震があったので岩手の人に電話しました。


東京に居るというではありませんか。


北海道の生産者も同じ会合に出ていたそうで。


別々ですが、弊社で合流しました。


総勢、7名で来社。


弊社で1時間半ほど語り合いました。



米1俵の値段(生産者価格)


白米5kgの値段


一杯のコーヒーの値段

おむすびセットの値段


よく比較されるのは、


お茶碗一善の米代と缶コーヒー(今どきはコンビニの淹れたてコーヒーか)


米代20円とか30円とか。


そもそも比較する対象が間違っている。


一杯400円、500円のコーヒーが売れる時代。


米代と比較するなら小麦粉の値段だな。


小麦粉から作る




パスタ

ぎょうざの皮


パン



パンを買う時に、ぎょうざの皮を買う時に小麦粉の値段と比較しますか?



お米の値段とおむすびの値段も同じ。


すぐ食べれるパンやおむすび。


原材料の値段とは別の価値なのです。



生産者という呼び方が良くないね。


農業者は「製造販売業者」なのです。



製造販売業ならば、製造コストを知らなければならない。


ところが、米農家は生産コストとは無縁の仕事をしてきた人が多い。



小生いつも云っていることだが、



価格こそが経営の大きな要諦である



売値


生産コスト



変動費(種代、農薬、肥料など)


固定費(地代、人件費、減価償却費など)


総コストと単位(たとえば玄米1俵)あたりのコスト。


総売上と単位あたりの価格。



何をどう変えれば良いのか?



農業者でなくとも同じ。



米は主食米の生産量が減らない限り価格は厳しい。



中期的に見ればやめる人多いのでそれまで踏ん張れるかどうかでしょう。

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