44年間営業した店舗が3月いっぱいで完全閉店。
かつては栄えた店。
東京進出の1号店。
昭和44年開店。
44年間ありがとうという垂れ幕が寂しげに見えた。
日本型総合スーパーはダイエーが最初に始めたと言われている。
地下か1階に食料品売り場があり、多層階になっていて家電から日用品までなんでも売っていた。
天井の高さが低いので圧迫感があります。
かつてはそんなこと感じなかった。
ダイエー創業者が「なんでも売っているが買いたいものがない店」と自ら言ったことを鮮明に覚えています。
そのダイエーは丸紅とイオンが1位と2位の株主で主導権争いをしていました。
一度も黒字化出来なかった・・・
丸紅はイオンへの株売却を決めた。
NHKニュース
商社にとって巨大小売業を傘下に収めるというのは商機を拡大するやり方。
ただし毎年赤字を垂れ流していてはどうにもならない。
経営を諦めたということでしょう。
スーパー業界は16年連続売上が減少している。
縮小する国内市場での戦いは熾烈を極めている。
スーパー1強時代とも。
まさに、
レッドオーシャン
のマーケットであります。
企業の栄枯盛衰。
企業とは
変化対応業
であるという言葉が適正であろうか。
自社のマーケットを冷静に分析する必要あります。
飛ぶ鳥のごとく上空から見るような気持ちで。
第三者的にクールに。
中に居ると熱くなって見えるものも見えなくなる。
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