市川稔の米(マイ)情報

改めて人口減から考える

最近言われる議論で多いのは、

日本はGDPに占める輸出の割合は低い。

内需で十分食べていかれるのだ。

簡単に言うとそんな内容です。

ある、自動車部品関係のメーカーの会合に行きました。

最終的には大手の自動車メーカーに納品されます。

自動車は部品点数多いのでピラミッド型に協力企業が繋がっています。

日本で取引する場合は内需にカウントされます。

家電メーカーなどの国内取引も同じですね。


国内で循環して食べていかれるのが良いが現実はそうではありません。

土地利用型の作物は輸入で成り立っています。

小麦500万トン以上、大豆、エサとうもろこし、この3点を国内生産するのは不可能です。


日産のゴーンCEOが言っていました。

「日本は燃料を約12兆円輸入している」

「それだけお金が流失しているのですよと」

「電気自動車はそれを劇的に変えるのです。」


※原発停止しているので屋力発電所をフル操業している。
それで増えた燃料費は3兆円と言われています。
毎年ですよ。



さて、分かってはいることですが・・・


日々の暮らしでは実感しないために実行に移さない。


人口が減る

高齢者の割合が増える

子供が少なくなる

生産年齢人口が減る


人口ピラミッドの変化

2020年の人口 日経



昨日もスーパー業界のこと書きましたが、人口減の中で特定企業は新規に店舗を出店しています。

需要は減少しているのですからどこかが増えればどこかが減る。

血で血を洗う「レッドオーシャン」の戦いをしています。

そこと取引すればどうなるかわかりますね。

返り血を浴びてしまいます(笑)


コンビニは5万店突破しまだ出店を続けています。

15000店突破した最大手セブンは今年は過去最高の出店数1500店を予定しています。


スーパーは大手の寡占状態になってきています。

イオンの1強という見方も(売上面で見ると6兆突破)

コンビニは3強だがセブンが最強。

外食やファストフードは日本では寡占状態までなれない。

日本人の舌が肥えていることも大きな要因だろう。


最強を誇る日本マクドナルドも売上不振で苦しんでいる。


中小は全体をしっかり見ながら「わが社」「ウチの会社」をどうするか「わが道」を探していかねばならない。


人があまり通らないわが道を。


特定の地域で内需のビジネスは人口と年齢構造ではっきり見えます。

同じことをやっていたのではやっていかれません。



ブルーオーシャンの海へ出よう。

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