この10年でインターネットは飛躍的に普及した。
日本においても急速に普及しつつあるが、一方でそれに入れない人や地域があったりする。
かつてアメリカで問題になったことだ。
それを「デジタルデバイド」という。
いわゆる情報格差というもの。
世界的な詳しい状況は分からないが、身近なところでもこの問題は大きくなっていると感じる。
小生が参加している町田商工会議所ではパソコン教室を行っている。
運営は委託しているのだが商工会議所が行っているので安心感があるらしい。
いつも満員盛況の様子。
事業収入の柱になっている。
どんな人が通っているか覗いてみると・・・
圧倒的に中高年が多い。
これは実によいことだと思います。
高齢者になってパソコンが自由に扱えるか扱えないかで生活は大きく変わる。
息子や娘に教えてもらうのはなかなか難しいようだ。
それなら一人ひとりのレベルに合わせたパソコン教室で教えてもらう方が気が楽らしい。
(そういえば、小生は16年くらい前に少しパソコン教室に通ったことがある)
国は総務省が中心になりインフラの整備を行っている。
過疎地でもブロードバンドに安価で利用できるかどうか。
デジタル・デバイド解消戦略概要
小生思うに、
インフラ整備は前提として、人の気持ちの中の壁が大きいのではないかと。
もちろんこれは日本においての話だが。
年齢が若くとも関心薄い人も多い。
携帯電話は電話として話ができればそれでよいという人もいる。
また、携帯電話が情報端末としての機能が充実してきたためにケータイさえあればいいという若い人も・・・
スマートフォンの普及はそれに拍車をかけるかも知れない。
日本でもブレイクしてきたフェイスブックなどSNSも情報格差を生むことになる。
ツイッターや日本で先に普及したミクシィなども世界を広げる。
会社での業務はインターネットを通じた電子メールでやりとりすることが前提になった。
昔は紙に書いて稟議書を回し、役職の順番でハンコをもらうのが普通でありました。
現在は、同じ情報を関係者全員に瞬時に知らせることができるのでいちいち説明にまわることもしなくてすむ。
「聞いていなかった!」
「知らなかった」
とは言わせない(笑)
小生の会社の専務が今週は外国に行っている。
メールでのやりとりはごく普通にできているし、ややこしい話は電話で話することもできる。
昨日も無料で話することができる「スカイプ」で会話をした。
双方ともiPhoneの端末を利用して。
すごい時代になったものだ。
中高年こそインターネットの世界を勉強すべしと思う。
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