市川稔の米(マイ)情報

大変革

来年(平成19年)から『生産調整』のあり方が変わる。
地域によってかなりの温度差がありますが大変革の初年度になります。

国は『担い手』とか『集落営農』や『品目横断的云々』などと整理しようとしています。


さて、どのように変化するのでしょうか?


日本の農業とは圧倒的多数の小規模兼業農家で成り立っています。

これを集約するのは基本的に無理があるように見えます。

皮肉にも育成しようとする大規模農家が苦しむ展開になる可能性大でしょうね。
米生産で生活していない人が大多数です。
この人達の生産調整がどうなるか?


たぶん『作る』人が多いのではないでしょうか?

東北や北陸の米どころを歩いて、あるいは話しを聞くとそう思います。

JA米の経費が一番高いことになり、その他の米がさらに増えてゆく。

価格の決め方のことを前に書きました。

一物何価は当たり前。

まだ変革の入口で感じている人は少ない。

平成20年、21年には激震が走るでしょうね。

生産現場も変わりますが、米取り扱い会社は更に大変だろうと予測しています。
変化に対応する戦略が必要です。


出張先ケータイにて。

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