①してもらう幸せ
赤ちゃんとしてこの世に生を受け、母親や父親、祖父母などまわりの人から愛され、自分のことをかまってくれる。
幸せの第一章は「してもらう幸せ」だ。
②自分で出来る幸せ
第二章は自分のことは自分で出来るようになる幸せ。
自分の意思で自分のことが出来るということは大きな幸せ。
不幸にもそれが出来ないこともある。そう考えたら大きな幸せなのだ。
③してあげる幸せ
幸せの最終章は「してあげる」幸せだ。
自分のことしか考えられない人はまだ半人前。
愛する人のために。
家族のために。
地域社会の人々のために。
映画「グラン・トリノ」でクリントイーストウッド演じる老人は子供たちとも周囲の誰ともうまくいかない偏屈な爺さんだ。
それがある事件をきっかけに隣人家族と親しく付き合うようになる。
まだ半人前の少年としっかりとしたその姉。
ラストシーンは自分の身を捨ててその二人のために出かけて行くのだ。
他人のために生きる、他人のために戦う、他人のために自分を捨てる。
それが人間の一番美しい姿であり、人々を感動させ、勇気を与える。
資本主義社会が行き詰まりを見せているのはそのあたりにもあるのではなかろうかと思っている。
自分さえ良ければ。
わが社さえ儲かれば良い。
利益をたくさん上げる会社が良い会社。
少し異なる観点から。
社会にどれだけ役に立っているか。
利益は結果として重要だがそれが目的の第一になるとおかしくなる。
儲かれば何をしてもよいということになるからだ。
よきことを続ける。
よいことを与え続ける。
結果第一ではなくプロセスを大事にしたい。
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