市川稔の米(マイ)情報

居酒屋タクシー

国民はもっと怒らないといけない。

居酒屋タクシーとはおもしろいネーミングをつけたものだ。

霞ヶ関の官庁街は夜の12時過ぎても明かりがついているところがある。
市役所などではありえないですねぇ。

特に国会開会中は大変だ。

日本は3権分離と学校では教わるが事実は違う。
行政府である役所がほとんどの法律を作っていて審議を国会でしているということだ。

大臣の答弁も役人が作る。

役所もキャリア組と呼ばれる高級官僚が支配している。

深夜を過ぎても仕事をしているのは若手であって課長補佐以下、係長クラス以下の人たちが多い。

霞ヶ関というのは実に便利なところにあって銀座も赤坂も近い。

第二の官庁街(特殊法人がたくさんあるということ)ともいえる虎ノ門は隣だ。

霞ヶ関インターからは高速道路網が横浜や神奈川県、千葉、埼玉方面でもつながっていて昼なら90分かかるところも30分か45分もあれば行く。

タクシー深夜料金では2万円くらい簡単にいく。

個人タクシーとしては実においしい商売であります。

いつものお客さんから電話が掛かりお迎えに行く。

しごく当然のことだが、相手が国家公務員となるとちょいと話が変わってくる。

その交通費は公費であって税金だからだ。

自宅に戻る深夜のタクシーの中でビールとつまみが出てきたら最高の気分だろう。
中には商品券ももらっていたそうな。

バックリベートみたいなものだ。

こういうのを国民は怒らないといけない。

高級官僚は残業代などもらわないで深夜まで仕事をすることもある。
給料も役所は年功序列だから安い。
給料体系も変える必要あると小生は思う。

しかしながら居酒屋タクシーは公金横領みたいなものだろう。

エコの時代に深夜まで役所の電気を付けて仕事やることがいけない。
しかも公務員一人を乗せてタクシーで帰るなどエコにも反している。

夜9時には役所の電気は強制的に落とすくらいのことやらないと解決しない。

電車がある時間に帰りなさい。

ほんとうは帰りたいのだと思うよ。

家族を大切にしなくちゃ。

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コメント一覧

市川 稔
公務員のモラル
えびはらさん

官房長官の答弁はこんな内容。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080606/crm0806061259020-n1.htm

財務省が圧倒的に多い。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080606k0000m040104000c.html

小生は以前キャリア官僚の幹部と深く深く付き合っていた時期がありますが、実態はこんなものではありません。
ブログは公開なのでここでは書きませんが霞ヶ関では一般国民からみれは信じられないことがたくさんあります。
えびはら
居酒屋タクシー大いに結構じゃないですか。

彼らがそれで満足して国が良くなるのであれば一人一台専属のハイヤー付けたっていいではないですか。

批判すべきはそういったワイドショーネタ的な末節の部分ではなく、彼らの責任追及が発生しないような処理を行う事を最重要視する発想、それを行わせる制度設計の問題です。国民はそれについて考え、言及し、権利を行使すべきなのです。

国家と国民のあり方の根本が問われるような状況になっているのに、マスメディアの売り上げ重視の情報に踊らされている場合ではあるまい。と思います。
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