市川稔の米(マイ)情報

大型店冬の時代

記録的な暖冬という表現が合う今日この頃。


そんな中、首筋が寒い業態もある。


冬物が売れないで売上が作れない・・・

暖房器具、暖房用品、冬物衣料、コートなど。

総合スーパー(GMS)はもちろん、ホームセンター、家電量販店も厳しい。


小生見るところ、


暖冬の影響はもちろんあるが、ネット通販にじわりじわりと侵食されているのだと思う。


大きな店をたくさん持っている会社が大変。


固定費が大きいから。


面積が広いと、


床・壁・天井の面積も広いわけで、照明もたくさん必要になり、人員配置も当然多くなる。

少なくすれば接客に問題出ることもあるし。


土地代、家賃もズシリとくる。



Amazonの品ぞろえは億だという。


世の中にそんなに商品アイテムあるのかと思ってしまうが・・・


グーグルのライバルはアマゾンだという。


モノやサービスを探すなら、いきなりアマゾンで検索する方が早いからだ。

楽天に出店している店で儲かっているところ少ないが、楽天というプラットホームを使った商流はすごいことになっている。


アスクルのロハコもすごい勢いで伸びている。

オイシックスも独自の戦略で顧客をがっちり掴んでいる。


セブンがグループの商品を一堂に集め、近くのセブンイレブンで引き取り、返品も出来るということで力を入れているが・・・


いかんせん、商品数が少ない。(180万品目)

他のCVSが楽天やアマゾンのものが引き取れるのだから目新しくない。


オムニチャネル戦略は、実店舗とネットとの融合だが、実店舗が先行している企業グループでは、


「店舗を活かそう」


という意識がどうしても働く。



マーケットインの発想なら、顧客目線から組み立てるのだが、


既存インフラが巨大であればあるほど、それを活かそうとするのはやむをえないだろう。


結果として、


売る側の発想になる。


いわゆる、プロダクトアウトの考えになってしまう。



これは難しい問題だ。


日経1月7日 迫真(有料会員のみ)



2016年はまだ混沌としている。


しかしながら、一方の変革のスピードがめちゃくちゃ早い。



大型店受難の時代だと思う。




中小企業は独自商品、独自サービスでないと生き残れない。

キーワードは、



あなた仕様


カスタマイズだ



中小にも生きる道はある。

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