市川稔の米(マイ)情報

輸入米使用の動き(2)

大手では初。

従来も輸入米は使われていた。

大手ではないので報道に出ない。

今回は牛丼の松屋、あるいはすかいらーくグループという大手なのでその動向が注目される。

朝日新聞デジタル

吉野家やすき家は現時点では使う予定ないという。


小生思うに、


これは大いなる実験


だと。


お客様、一般の消費生活者がどう判断するか。


なにごともなかったように今まで通り利用するか、ちょいと足が遠のくか。


原発事故で一部国産米にナーバスになっている消費者心理も見逃せまい。

絶好のタイミングと判断したのかも知れない。


輸入米には、ミニマムアクセスSBSがあります。

ミニマムアクセスは義務ではないが日本政府は律儀に20年近くも買い続けています。


前回のSBSに豪州産短粒種落札5千トンとあります。

米穀機構

平成23年12月9日実施分

うるち玄米、マークアップ(税金)を載せて売り渡し価格199,081円/トン。

精米して流通経費みれば最低でも240円から250円くらいになると思う。

豪州米は水不足で不安定だと思うけど・・・。

現時点では安いと判断したのだろう。


品質と食味。


牛丼(松屋は牛めし)に合うのかな。


業界関係者としてはちょいと注目です。



すかいらーくグループはどう判断するのだろうか。


今や創業オーナーはひとりもいない。

創業家オーナーはコメにはすごくこだわっていた。

かつて取引させていただいていたのでよく知っている。

そのDNAはなくなってしまった・・・。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事