市川稔の米(マイ)情報

所得と物価

コロナ前、日本はインバウンドに沸いていた

2020年、東京オリパラ開催予定で4000万人見込んでいた

その前年は3000万人くらい

2021年東京オリパラ1年遅れで開催したが無観客

当然、海外からもなし

日本になぜそんなにたくさん観光で来ていたか?

美しい、綺麗、親切などいろいろありますが、一番は「安い」ということ

ビジネスホテルなど5千円とかそれ以下も

先進国でそんな国ありません

日本の100円ショップ

観光客が土産物買うために行くと

信じられない顔してたくさん買う

外食にしてもビックリするほど安い


今、インバウンド客はいない・・・


日本での一人あたり所得

ドルベースでみると、

1990年、バブル経済絶頂期から30年経過

ドルベースでの所得ほとんど増えていません

36,879ドルが38,515ドル

先進国で世界一はアメリカ

46,975ドルだったものが69,392ドル

およそ1,5倍です

カナダ、55,342ドル、ドイツ53,745ドル、イギリス47,147ドル、フランス45,581ドル、イタリア37,769ドル

7か国でビリ2です


岸田政権は「新しい資本主義」を標榜し、

成長と分配の好循環を目指すと言っています

分配というのは一人あたりの所得を意味します

給料は政府が払うわけではなく、会社が払います

賃上げしたら税金を安くする(など)

税制での後押しは出来ますが会社の稼ぎを増やさないと実現しません

日本は正社員の雇用は守られている

正社員の雇用守るために非正規社員が犠牲になっている側面はある

派遣社員は派遣先が不要といえばどうにもならない

派遣会社が給料払っているわけではないから

日本の国内需要、1996年から1998年くらいがピーク

2000年くらいから新卒の就職が難しくなり

その頃から格差が生まれたのだと思う

今、45歳から35歳くらいの人


さて、これからの日本、物価上がりますよ

給料安くても、物価が安いからやってこれたという側面あります


企業の格差も開くだろうね



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