市川稔の米(マイ)情報

米の食味

ご飯の美味しさとはいったいどういうものだろうか?

小生の会社では契約栽培での米が圧倒的に多い。
日本農業は数の上ではいわゆる兼業農家がほとんどです。
弊社では逆にプロ農家、専業農家の米が大半ということになります。

実際どの米を食べても美味しいわけで食味の差は微々たるものでしょう。

日本人が美味しいと感じる米は限りなくコシヒカリ化していることになりましょうか。

品種的にみてもコシヒカリファミリーが多いことに気づきます。

コシヒカリを超える米がなかなか出てこないという現実もあります。

米の食味コンクールでは低アミロース米が上位を占めることになりますね。

ミルキークイーンや北海道の品種でおぼろづきなどもそうです。

宮城の「たきたて」という米も弊社ではよく売れていますし人気があります。

お餅が好きな人は特に好みますね。

餅を作る際にモチ米を蒸かします。
するといわゆる「おこわ」ができるわけですがこれに似ている。

すごく美味しい。

日本の米のコシヒカリ化というのはそういう部分もあるのではないか。


一方でほとんど姿をみなくなった米もあります。

それは「ササニシキ」です。

小生は米家きゅうさんでいろいろな米を買い自宅で食べます。

ササニシキは契約栽培で岩手の川村さんが特別栽培で作ってくれたものがメインです。

ササニシキの美味しさは低アミロース米の反対であっさりしたご飯です。

別の表現をするとサクサク食べられる。

おもわず「おかわり」したくなる美味しさかな。

旅館の朝ごはんなどに最適だと思う。

今度新規開店する店ではそのご飯の美味しさの両極を使ってみようと思っています。

炊き方も徹底的にこだわることは言うまでもありません。


コンビニ価格で本物を提供します。


ご飯のほんとうの美味しさを味わってもらうために。

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