1ブッシェルあたり10ドルを突破。
世界的にみればとてつもない値上がりだ。
1ブッシェルとは約27kg。
仮に1ドル110円とすれば10ドルだから1100円。
1100円で27kg買えるとするとkgあたり40円強ということになります。
簡単に言えば20円が40円になったということでしょう。
ちなみに米の国際相場はタイ米ですがだいたい同じくらいでしょうか。
小生は学者ではありませんのでだいたいの数字であることをご理解ください。
小麦の小売価格はいくらでしょう?
小麦はほとんど粉にして売られる。
小売価格はkg200円くらいかな。
特売で158円や激安目玉で98円なども。
パン用、中華麺、うどん、パスタ、ピザ用などで変わります。
300円や400円あるいは無添加無農薬など500円のものもあります。
あれれ、コメとあまり変わらないねぇ。
コメの方が圧倒的に原価高い。
小生が観るに・・・・・
小麦粉の相場で消費者はみていない。
カップめん、うどん、ラーメン、パンなど商品化された価格をみているのでは?
実は製品に占める小麦粉の割合は少ない。
原油値上げが大きな影響にある。
もうひとつは作り手の手間が付加価値になっているのであって、買い手はその手間と時間を買っている。
生活防衛するなら小麦粉でも白米でも買い自分で調理すれば安く上がる。
これは日本国内の話し。
価格はそういうわけで原材料の何倍ということになります。
問題は価格より量のこと。
日本が輸入する半分以上占めるアメリカの小麦在庫は60年ぶりの低在庫だとか。
必要量買えなくなって初めてわかるのではないでしょうか?
今、中国からの加工食品輸入が大きな問題になっています。
国産を求める声も大きくなっています。
国産にするということは国民全体の合意が必要。
生産者などいない。小生が言う生産者とは何か?
たとえば小麦を作る生産者としましょう。
小麦は供給側かも知れないがその他は消費者でしょう。
だから国民という言葉。
消費生活でわたしたちは成り立っています。
恵方巻を買う。
寿司を食べる。
おにぎりを買う。
ピザを宅配で注文する。
これらと同列に扱うことは避けたい。
もっと言えば、一次産品には消費税をかけない。
玄米や白米にはかからないがご飯にはかかる。
小麦粉には掛からないがパンにはかかる。
生活防衛するなら素材を買って調理する。
生鮮食品や一次産品には消費税かけない。
それが国民に優しい政治ではないか?
食糧問題を考えるきっかけになればよいと思っています。
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