2011年3月21日。
あの大震災から10日後のことです。
自分のブログを確認してみました。
3月11日金曜日午後2時46分に巨大地震発生。その後に巨大津波が襲いました。
被災地では大変な事態になっているのに首都圏では買占めなど起こりミニパニックになっていました。
以下は一年前のブログです。
たまには過去を振り返り失敗を繰り返さないようにすることも良いですね。
2012年3月はまったく違う状況になっています。
以下コピー↓
隠すバカがどこにいる
2011年03月21日 04時36分01秒 | Weblog
まったくもっておかしなことを言う人がたまにいる。
スーパーなどの店頭からモノが瞬間的というか一時的に消えて・・・
隠しているのではないかなどと疑う人がいる。
実態をまったくご存知ない。
一般的にモノの流通というものは極力在庫を減らすことに注力する。
必要なモノを必要な時に必要なだけ流通させているのだ。
これが平時の時の流通。
材料調達、生産、加工から消費までムダを無くし低コストで動かす。
サプライチェーンなどど言います。
これが非常時には裏目に出るということ。
首都圏では米がスーパーの店頭から一時的に消えました。
当然の現象です。
(消費生活者が買い占めをするからと非難する人もいるが買いまわるのは当然だと思う。停電や余震の大きいのが来るという恐怖感もあるし。家族のために必要なもの、たとえば乾電池、ろうそく、懐中電灯、カップ麺やパン、米などだ。もちろん、必要以上に買うのは良くないが。)
精米の日付を前日精米とか当日精米(日付が変わった深夜に精米するなどバカなことをしている)をしているわけでありまして、余分な白米在庫などない。
(一年に一度しか収穫しないコメに精米年月日がどれほどの意味があろうか?せいぜい上旬中旬下旬くらの区別でよいのではなかろうか?)
停電で精米工場もストップしたところもある。
東北地方から入るものは全面ストップになってしまった。
計画停電で工場の稼働も半分みたいな。
(自社倉庫に大量の玄米在庫を持っている会社の社長に電話したら実に余裕でありました。)
弊社なども押し寄せるお客さまに一人でも多く販売するためにkg数制限を数日しながら対応しました。
(もし、停電していれば販売出来なかった。なぜなら玄米で販売しその場で精米するやり方なので白米在庫は持っていないからです。)
ネット通販会社向けはすべて供給しました。
もちろん便乗値上げなどまったくありません。
業務用の米を大量に扱っている会社はさぞかし大変だったと思う。(まだ継続しているが)
先週はそれを補うために西日本からも大量の米が首都圏に入った。
この騒動が終われば極端に売れなくなります。(あたりまえですが)
玄米在庫はあります(年一度の収穫なので)
だから値上がりはしません。(少なくとも秋までは)
だから、
売り惜しみをするバカはいない
そんな中、上記の記事とは直接関係ないが信じられない行動に出ていることがありました。
Facebookに投稿された北陸のある米屋さん。
以下、コピー↓
昨日、当店に福井農政事務所から店頭に米があるかどうか、供給状態などの聞き込み調査に来られた。
これから日、祝日関係なしに2日に一回来ると言ってた。
あなた方は、東北の地震に便乗して休日手当目当てに馬鹿な仕事をしようとしているとしか思えない。
国家の非常事態、今後どれだけの予算を工面しなくてはならないか、という時にあなた方はこのような無駄な仕事を作り出しては国民の税金をまきあげようとしている。
...人件費だけでも国家予算の半分近くを占めている現状で節約の観念がないのが腹立たしい。
こんな調査は、電話1本で終わる仕事。それも2日おきに回るとは。
呆れてものも言えない。
コピー終わり↑
福井で調べる必要がどこにあるのだろうか?
国家公務員の仕事でしょうか?
優先順位の高い仕事でしょうか?
物流が止まり一時動かないだけ。
福井なら大半は県産米の流通なので影響少ないハズ。
今週はガソリン供給かなり出来そうだし、宅配便の再開も(今日から、青森、秋田、宮城の一部)だんだん範囲が広がるだろう。
被災者のことを思えば日本人も世界の人々も胸が絞めつけられる思いをしている。
亡くなった方、行方不明の方は2万人をゆうに超える。
原発の敷地内に入り決死の仕事をしている勇敢な男達もいる(真のヒーローだ)
被災地には民間の人もたくさん入って支援している。
みんなそれぞれできることをやっているのです。
そんな時に・・・
今朝は怒りの投稿になってしまいました。
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