市川稔の米(マイ)情報

売れない理由その2

昨日「売れない理由」を書きました。

それは全体の話しであります。

スーパーマーケットにしろ、百貨店にしろ、外食にしろ、あるいは書籍にしろ、1996年(H8年)か1997年(H9年)ころがピークで総売上は減少しています。

個別企業においては伸びたところ減少したところ淘汰されたところになる。

地域においてもかなり状況が異なります。

全体を知り、地域を知り、わが社の戦略を立てる必要があります。



昨晩、市長の諮問機関である「町田市環境審議会」が開催されました。

不肖、小生も委員のひとりなので意見を述べてきました。


これから10年のマスタープランを作るなら人口動態がどうなるか予測をみて計画を進める必要があると。


町田市の例です。

こういうものは大雑把につかみイメージすればよい。

     65歳以上(75歳以上)  14歳以下  人口
2010年  22,1%(9,3)     13,3%  426千人
2020年  27,1%(14,8)     11,4%  451千人
2030年  28,7%(17,8)     10,0%  457千人 

日本全体では人口減少するが、町田市は2030年頃までゆるやかに増加する予想。

高齢化が進み子供が少なくなるのでいわゆる「生産年齢人口(15歳~64歳)」の割合が減ることが一番の問題。

その中でも町田市は遅れてやってくる。

65歳以上でも75歳以上の比率が増える。
(老人施設が増え続けている背景はここにある)
(マーケットとしてみれば成長産業ということに)

市場は縮小し、買い方、買うもの、欲しいものが変化する。

それぞれの街やマーケットの情報を知っておく必要があります。

統計や予測はほとんど当たらないが人口推計だけはあたる確率高い。


国立社会保障人口問題研究所

ここから簡単に調べることができます。


余談ながら、

町田市が環境推進都市目指すなら、自転車に優しい街にしたらどうかという提案をしました。自転車は通行区分が車道になっているが幅の狭い道では歩道を走っている(押して歩けというのは酷)
じゃまもの扱いみたいだ。
駅や中心部への駐輪場の整備。
丘陵地帯が多いので電動自転車が急速に普及する。
これを後押しして環境に優しい街にしたらどうかというもの。

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