番組情報
NHKには民放ではやりにくいことを取り上げて欲しい。
そういう意味では民放ではスポンサーがつかない番組でしょう。
小生にはすごくよかった。
生活保護は戦後、まさに働く場がないときに制度ができた。
敗戦直後の混乱期に始まった時に200万人くらいあった。
その後経済成長期に入り一貫して減り続けてきたが、バブル崩壊後の平成7年から上昇に転じる。
とうとう200万人を突破し203万人に。
中でも、大阪市は突出してその割合が大きい。
人口265万人の大阪市は18人に1人が生活保護を受けている。
直接支給額2916億円。
全予算の17%を占める。
番組では触れていなかったが、大阪市の市税収入の約半分を占めるのだ。
市長も番組の中で、異常な数字であると述べていた。
改革に向けて取り組んでいることも紹介していた。
生活保護を受けると医療費も無料になる。
もちろん保険料支払うこともない。
病院に行くと山のように薬が出る。
医療機関は行政からお金回収できるのでたくさん出す。(もちろん全部ではないが)
その薬をヤミで転売する生活保護者も取材していた。
全国ではこの10年で生活保護費が1兆3千億増えたそうだ。
異常な増え方は黄色信号から赤信号になっていると思う。
国民は納税の義務がある。
国は国民の生命財産守る義務がある。
生活保護は憲法25条で定めるところの「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」からきているそうだ。
社会には困っている人がいるのは当然のこと。
困っている人には行政が税金で手助けするのも当然なこと。
ただし、ほんとうに困っているかどうかが問題。
一度もらってしまうと人間どうなるか?
税金も保険も支払ない。
もらう金は手取り収入だ。
働ける世代「稼働世代」と呼んでいるが、ここには厳しくするそうだ。
体や心の病がある人にはどうケアするか。
意識の問題であれば、どう向き合うか。
小生思うに、
日本人全体がお上頼りの姿勢になっているのではないかと危惧する。
農業者戸別所得補償制度も生活保護の精神が入っているのではないか。
もらうこと考えていたら恥ずかしいと思わなくちゃ。
恥の文化
が風前の灯になっている。
たった数日の国会の論戦を少し聞いたが、
国でなんとかしろという話ばかり聞こえる。
政治家は目先の選挙のことが最大の関心事。
民主主義は選挙あるのはあたりまえ。
事業者は自ら切り開く覚悟が大事。
付加価値を創り出すことしかない。
日本人の教育の良い点。
協調性かな
むだな争いしない
礼儀正しい
悪い点。
独自性に欠ける
稼ぐという概念が薄い
社会全体として生活保護を減らす努力が必要だと思う。
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