市川稔の米(マイ)情報

生産性向上(2)

昨日の続きです。


生産性向上、それも「人時生産性」を上げなければ給料は上がらないと説明しました。


すごくシンプルな考え


売上-仕入=粗利益


仕入というのは売上に比例するもの。

売上発生しなければ仕入はありません。

正確には、前月末在庫+当月仕入-当月在庫が当月使用した分となります。

家賃、電気、ガス、水道、金利、運賃、人件費などは若干は売上に連動するものありますが、

まとめて「固定費」とします。


利益とは


固定費を上回る粗利益があれば営業利益となり、下回れば営業損失、いわるゆ赤字になります。


よく間違うのは、


この製品一つ作る製造原価はいくらか?

この考えは、固定費を割りかけするもの。

すると、いくら以上でないと売れば売るほど赤字になる。

そういう発想になります。

なにもしない方がよい。


これは間違いです。


固定費を捻出するためにビジネス活動しているわけです。



固定費を総労働時間で割れば一時間あたりの稼ぎ、付加価値が分かります。


労働時間数を減らせば1時間あたりの付加価値は増えます。


そうして、給料を捻出するという考えが正しい。


人件費は分配だと申し上げました。


時給を上げるとは人時生産性を上げる以外にないのです。


固定費と変動費を理解すると分かりやすいと思います。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事