被災地にある原発を襲った。
東電の福島第一と第二、東北電力の女川。
第一が水没し予備電源すべて失いこのような結果になったことはご承知の通りです。
第二と女川はかろうじて難を逃れることができた。
こちらはなぜ大丈夫だったのか?
報道はこちらをほとんどやらない。
こちらの検証が大事。
大変だ大変だということばかりやる。
とうとうこの日が来てしまった。
本日、2012年5月5日は記念すべき日になるだろう。
1970年だというから実に42年ぶりに国内すべての原子力発電所が停止する。
2011年6月8日に当ブログで小生は「原発停止がもたらすもの」として書いていた。
一般的なアンケート
「原発再稼働に反対ですか?
「原発再稼働に賛成ですか?」
「条件付きで賛成」
こんなアンケートをとれば反対という意見が多い。
問題はどこにあるのか?
ただ、怖いからと恐れていても問題は解決しない。
原子力ムラと言われる「なぁなぁ」の体質にメスを入れることが重要。
監督する側の独立性が大事。
原発を停止したら年間数兆円の負担増になる。
これは民間というか国民負担。
反対意見多いことは承知しているが、小生は再稼働すべしという意見だ。
稼働していなくとも危険性はあまり変わらない。
安全性という言葉が一人歩きしているのではないか?
危険性を限りなく小さくするというのが本当の意味ではないのか。
危険性で言えば、交通事故の方がよっぽど高い。
冷静な判断が必要。
日本は法治国家でなない。
池田信夫ブログ
思いつきやポピュリズムは最悪だ。
いきなり発電を変更することはできない。
火力発電をフル稼働すればそれこそCO2削減どころの話しではない。
原発を段階的にやめて再生可能エネルギーに転換してゆく。
その期限を20年とか30年とか定める。
5年目標、10年目標、15年目標とか作るのが計画ではなかろうか?
こういう気運の時にどさくさにまぎれてと言ったら失礼だが。
再生可能エネルギー買取制度
家庭で作る余剰分を買い取るなどは誤差の範囲みたいなもので可愛いものだが。
これをでかいビジネスにするとなると少々話しはやっかいなものになる。
1KW42円で20年買い取る?
ビジネスとしてこんなうまい話しはない。
法律で売り先と売値を決めてもらえるからだ。
売上とは、
単価×数量
売上の計算ができればコストの計算さえ合えばよい。
採算が合うかどうか簡単に判断できる。
設備とは償却してゆくものです。
定率でやれば初期の数年がとてつもなく大きな償却費になる。
20年間買い取るというのがミソだろう。
電気業用設備は17年?
調べていたらこういうものが。
自動車製造業が自社で発電設備を持った場合の減価償却は9年。
あくまで自動車製造に係る付帯設備だからという回答です。
国税庁
発電を原発依存から変更して行くことは賛成。
だが、
すべてを停止したままというのは無謀すぎる。
あまり報道しないが、
原発が立地している村や町、あるいは県。
原発マネーが支えていた。
仕事もたくさんあった。
大きい声を出せないでいると思う。
あらゆることを考慮しここは冷静に段階的に変更して行くのが国益にもなり国民のためだと思うのだが。
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