市川稔の米(マイ)情報

勉強会

昨晩、東京は下町の米屋さんが多い勉強会に参加してきました。

20数名の参加者がありました。

都内では廃業する米穀店が相次いでいます。

毎月のように勉強会を続けていることに頭が下がります。

3年連続で呼んで頂きましたので、だいたいの様子もわかります。

朝方人間の小生としては、戻ってきたのが12時頃というのは少々寝不足気味ですが、かわりにお酒を飲まないので快調です。

さて、話しの内容ですが、

関税引下げが現実となった場合、どんなことが予測されるか。

又、新潟コシヒカリBL問題をどのように捉えるか?

仕入はどうしているのか?どうすべきなのか?
独自商品を持っているのか?

価格の決め方はどうしているのか?

時代認識 
下流社会とニューリッチのこと。
本のタイトルにある「いつかはクラウン」から「毎日100円ショップ」の時代へ。

そんなことを話しさせてもらいました。

できるだけ質疑応答の時間を設けて(10時頃から皆さんが弁当食べる)議論しました。

最後に小生が言ったことを紹介します。

店主の仕事とは何か?

売れない売れないと嘆きながら、店主はどういう仕事をしているのだろうか?

精米して配達することが仕事と思っていないか?

米 販 売 業

なのだから「営業」しなくちゃ。

売りにも行かないで「売れない」はないだろう・・・・・


少々、キツーイ一言でありました。


わが社(当店)のファンを作ること。

ごはん食がいかに体に良いか提案し続けること。

東京都内で営業しているなんて、実に恵まれていること。

お客様はたくさんいること。(ウチのお客様でないだけ)


今年も一ヶ月少々を残すばかりとなりました。

しっかりと計画を立てなくてはいけませんね。

さぁ、ヤル気が湧いてきた!


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コメント一覧

市川 稔
BLは?
又次郎さん



都内の米屋さんも問題意識持たれている人が多かったですよ。



やはり、やり方や変更の仕方がおかしいという意見や、本家本元がコシヒカリでない米をコシヒカリとして表示して販売することにしたことがおかしいと。



そこで問題です!



米生産者(新潟)も販売する米屋も「どのように手を打つか?」ということです。



自分の方針をきっちり決めることではないでしょうか?



そこがフラフラしている人が多いように思います。





消費者ニーズのことですが、





消費生活者はいちいち「こうしてくれああしてくれ」とは言いません。



良くなくなったら、不味くなったら「買わない」だけです。



小生の持論は、消費者ニーズではなく、





お客様ニーズにどう応えるか?



また、お客様ニーズとは供給側、販売側で「価値を創り出してゆくもの」



であると認識しています。





又治郎
BLは?
>新潟コシヒカリBL問題をどのように捉えるか?

私たち農家が一番気にしているのは「消費者のニーズ」です。

今回のBL問題は、新潟県や農協が消費者のニーズによって動いたとは到底考えることが出来ません。

やはり消費者と一番接しているお米屋さん、卸や小売店の皆さんから、ぜひ消費者のニーズをお聞きしたいと思っています。

今回の勉強会で、新潟のコシヒカリBLに対して、どんな話題が出ましたか?

ぜひお聞かせ下さい。
市川 稔
増客
あざらしさん



お客様も取引先も、その会社の「社格」とでも言いましょうか、取引する相手、取引できる相手というのは、おのずと決まってくるものですね。



中小零細企業であれば、社長の「人格」「品格」とイコールということでしょう。







北のあざらし
そうだ!
そうですよね、営業ですよ!

私のファンをいっぱい作る。米屋として知識や経験を積むのも大事、人間として引き出しをいっぱい持つ必要もある。食文化全体をとらえる目、そういった話題、ちょっとおしゃれでマニアックな一面、それでいて謙虚で農業への敬意をいつも忘れない。そんな米屋に私はなりたい。

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