そんなことを気にしないで済めばそれに越したことはありません。
土地、建物、機械設備などの設備投資は必要になります。貯めた自己資金でまかなえば一番良いですがなかなかそうはいきません。
事業経営は通常借入金はあります。
資金繰りに窮すると目先のことしか見えなくなります。
小生も体験あります。
金の苦労はできればしたくありませんが、経営は山あれば谷もあります。
お金には色が付いていません。
個人経営であれば、生活費も仕入資金も、経費支払いも同じ金です。
それに金融機関の返済も加わります。
そこで問題。
うまく資金が回転していればよいのですが、資金が足りなくなった場合を考えてみましょう。
設備投資(長期借入金)の返済と、仕入資金など在庫に寝てしまうので資金が足りなくなる。あるいは売掛金として資金が寝てしまう運転資金とはお金の性質が異なります。
しかし、お金には色が付いていないのでそれが一緒になってしまうのです。
考え方を変えてみましょう。
赤字で消えた資金を埋めるための借り入れでは困りますが、営業黒字であれば運転資金の需要というものは正常です。(たまには赤字のことだってあるでしょ)
運転資金のための利息は必要経費なのです。
借入金が無くなることに越したことはありませんが、必要な借入金の残高を維持することも一般的であることを知らなければなりません。
資金は経営の潤滑油。
金融機関も融資先が全部返済されてはやっていけません。
必要資金をしっかり管理しておくことも重要なことです。
借入金があることはなんら恥じることはないし、しっかり資金繰りを見ていれば問題ありません。
長くなるのでこの辺にしておきます。
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