市川稔の米(マイ)情報

目的と手段 郵政民営化編Ⅱ

政府からの法案が明かになるにつれ、与党である自民党内からも反対派議員による声が大きくなっている。一方、二大政党を標榜する、民主党からの声はあまり上がらない。

昨日、4月6日は、政府側から竹中大臣が自民党側に説明する場が設けられた。

報道によれば、質問の集中砲火を浴びた。

小泉総理大臣は、竹中大臣をこうねぎらった。

「たたかれても、たたかれても改革にまい進しなきゃいけない。我慢して、丁寧に説明してほしい」

国会議員というのは、ほぼ政党に所属していますね。
政党の政策、最近では、マニュフェストとか言っていますが、それを遂行する約束を選挙民としてきたわけです。

一方、議員とは、言い換えれば、利害関係者の代表です。

その利害は、地域であり、選挙を応援してくれる支持者です。

衆議院の場合は、小選挙区制になりましたので、以前よりは影響力少ないかも知れませんが、それぞれ応援する「団体」があります。

業界団体であり、労働団体もあります。

そういう見方をしていますと、自民党の反対派議員は、長年に渡り、郵政関係者から支持を受けていた方々も多いのでしょう。

従いまして、なぜ反対するかといえば、支持者を失いたくないからであります。

国民大多数の利益より、自分を支持する人たちの方が大切なわけです。

これは、議員なら当然のことです。

前述したように、議員とは利害関係者の集まりなのですから・・・。

マスコミ報道は、その現象面をおもしろおかしく書き、映像を流します。

そういうものに惑わされてはいけませんね。

議員とは、目先の「手段」で動かざるを得ないのであります。



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コメント一覧

ハルヒサ
こんな記事がありました
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1092457/topics_detail?http%253A%252F%252Fnews.livedoor.com%252Fwebapp%252Fjournal%252Fcid__1092457%252Ftopics_detail
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1092457/topics_detail?http%253A%252F%252Fnews.livedoor.com%252Fwebapp%252Fjournal%252Fcid__1092457%252Ftopics_detail
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