市川稔の米(マイ)情報

売れ残り食品 廃棄 禁止 フランス

フランスは法律で


売れ残り食品を廃棄することを禁止


ハイフンポスト


法律で禁止しないと実行出来ないだろうね。



日本はフランスの比ではない。


捨ててる量は・・・



弁当やおにぎり、パンなど日持ちしない商品は「消費期限」という表示。


加工食品など、比較的日持ちがするものは「賞味期限」と表示されています。



日本では、商慣行として三分の一ルールというものがあります。


たとえば、賞味期限6カ月の商品とします。


賞味期限残り三分の一切れば店頭から回収する。

販売をしないということです。


その商品の扱いはどうなるのでしょう?


DSなど激安をウリにしている店など行くと、入口付近に目玉商品として置いてあったりします。


でも、全部そううまいこといかなし。


まさか、返品ではないでしょうね?


小売店への納品は賞味期限三分の一まで。


6カ月なら2カ月。


30日なら10日。


販売出来る期間は10日となってしまう。




賞味期限はメーカーの自主申告でOK。


なにか、データとか資料とか揃えていれば。



日本人は神経質過ぎます。


だから、商品が中身もパッケージも洗練されてゆくのですが・・・


それにしても異常なほど。



お米なんて笑ってしまうほどです。



一年に一回しか収穫出来ないのに。


玄米か籾で低温で貯蔵するのが普通。


ところが、精米年月日は厳格に守らねばならない。


包装年月日ではありません、精米年月日です。


だから、大きな精米工場にはタンクがたくさんありますが、白米タンクは翌日以降に包装しないので、ほぼ不要になりました。


また、ロット切り替えの時は、他のお米が少しでも混ざったらいけないことになっており。

精米工場内を玄米から白米にして包装するまで、たくさんの機械を通過するわけですが、お米が残らない仕様になってます。


コンタミ対策とか云われています。


弊社の精米工場もそういう仕様になってます。

ロット切り替えの際に、少し白米が残ります。


たとえば、5㎏20袋生産したい、白米100㎏だから、玄米換算すると1割減るので111㎏となります。

足りないと困るので、少し多めに原料玄米を使います。

115㎏投入したと仮定しましょう。

すると、3㎏少々余ることになります。


そのお米(白米)はどうするのでしょう?


数日分取っておいて、ある程度たまったら、国内産複数原料表示の袋に入れて直営店で販売しています。

何日分か混ざるので、一番古い精米年月日にします。

小生の会社では高級米しか扱っていないので、そのブレンドされた白米はとても美味しい。

言ってみれば、アウトレット商品ですね。

「米家きゅうさん境川店」で販売しています。

10㎏は「日本の味」

5㎏は「粋な米」

という袋に入れて販売しています。


お米は穀物であり、賞味期限表示は任意で表示しているのもたまにありますが、
基本は精米年月日だけです。


まぁ、厳格なのは良いのですが、行き過ぎの感じもしますね。


せいぜい、○月初旬、中旬、下旬くらいでよいと思うのだが・・・。


もちろん、当日精米とか、それをウリにするのは自由です。





廃棄処分を依頼された、産廃処理業者が廃棄処分ではなく、転売していた事件が発覚しました。


どうしても、氷山の一角と思ってしまいますね。







フランスのように、廃棄禁止。


売れ残った食品は慈善団体に寄付するか、家畜の飼料や肥料に転用しなければならなくなり、
法律に従っていることを証明するため、スーパーマーケットは慈善団体と契約を結ぶことも義務付けられる。




日本は賞味期限もっと長くして。


おかしな規制を強化するのではなく、フランスのように廃棄禁止して活かせることにすれば良いと思います。



あたなはどう思われますか?






追伸
台湾の地震。
3:11の時、台湾から世界一の寄付をいただいた。
今度は日本人の気持ちをお返しする番です。
小生も少額ながら寄付しました。

Yahoo!ネット募金

小生からも宜しくお願いします。

それにしても、ネット募金の威力すごいですねぇ。

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