こういうCMのコピーがありましたね。
シャープは日本初、世界初という製品もいろいろあった。
液晶で勝負したことが裏目に出た。
世界の亀山工場はテレビの液晶生産していないそうで、スマホ向けの液晶画面を生産している。
自社ブランドではなく、受託生産のその下請けみたいな。
世界最大の受託生産会社になった、台湾本社の鴻海。
1代で築き上げたという。
直近の売上は年15兆円にも上るという。
即断即決
ワンマン体制、強烈なトップダウン。
スピード重視
ほとんどの日本の大企業とは対照的です。
日本の大企業は会議ばかりしている。
会議も意見をぶつけ合うのではなく、事前に根回ししてあって、会議ではそれを承認するみたいな。
いわゆる、
儀式
ですね。
これじゃ、世界では戦えない。
時間ばっかり掛かって。
役職が上、上司の顔色見て仕事しているような組織は早晩崩れる。
強烈なリーダーシップで一気に上り詰めた企業がそのまま成長していくとも思えない。
が、
現実問題として台湾の企業にシャープは買収される(だろう)
小生も、規模はまったく違うが、買収された経験を持つ。
相手は、大商社と銀行だ。
従業員の処遇、待遇問題も。
それは、厳しい厳しい交渉が待っている。
シャープの場合、
買収する側の判断は一人。
即断即決!
買収される側はオーナーはいないし・・・
条件出されても相談して決めるしかない。
判断が出来ない。
結局のところ、銀行がお金の論理でこうしてくれみたいなところに落ち着くのだろう。
最終局面、土日、朝、夜関係なし。
日本の中で出来なく、条件良い(お金をもっと出す)外国の企業の一部になってしまうのだろう。
日本の良さと日本の弱点。
企業統治については、会議で決まるものではないということ。
どんなに会社が大きくなっても「トップ」の判断で決まるのだ。
それだけ、社長というものは責任が重いのです。
社長の仕事とは何か?
それがすごく大事だと思う。
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