近くで一番人気のスーパーに行ってみました。
5月25日にこのブログで「総販売原価」ということで取り上げた問題。
6月から、いわゆる酒の安売りはまかりならんというもの。
スーパーの酒売り場では「6月より酒税法の改正により酒類値上げになる」とPOPで。
POPではややこしいこと書けないのでそういう表現にしたのだろう。
ビール、発泡酒、酎ハイ類など、ケースで山積みして販売していました。
今月中がお買い得なのでお買い求めくださいと。
まぁ、国が酒類販売業者のことを心配して、経費を売価にしっかり含めて販売しないと違反になるというわけです。
ご存じのように、酒類は末端で税金(酒税)を徴収するのではなく、出荷段階で課税されます。
国は税収をしっかり確保したいというのが最大の目的です。
アルコール消費はビール関係が7割くらい占めるのでしょうか。
メーカーの努力、商品開発で、ビールと区分けされない原料を使い、ビールに近い味わいの発泡酒を次々世に送り込みました。
その結果、一番高い税率の「ビール」の販売が下がり、ビール以外のビール系発泡酒の比率が高まりました。
すると今度は、ビールの税率を下げる代わりにビール系の発泡酒の税率を上げるという。
メーカーの努力を無にする政策です。
庶民のささやかな楽しみに増税するという。
税金を払う側
税金を徴収する側
まったく考えていることが違うという良い例です。
アルコールやたばこは高い税金が課せられています。
内税表示なので毎回いくら税金を払っているかわからないようにしています。
個人的なことで恐縮ですが、小生は極力ビールを飲まないようにしています。
アサヒもぎたて350mlを1ケース買い求めました。
6缶570円(税別)
1缶税込103円くらいでしょうか。
アルコール分9%。
ところで、
アルコールは国にとっては貴重な税収。
おコメはどうでしょう。
税収ではなく、税金をつぎ込んでつぎ込んで(笑)
そして、消費は減り続け。
価格は国際相場よりかなり高い。
生産も、需要の多い価格帯のコメより高い価格帯のコメの作付けが増えて需要とミスマッチ起こしている。
飼料にするコメを作れば多額の補助金がもらえる。
なんか変。
しかし、小生の会社の役割は「需要を創る」こと。
そう思い、そう割り切ってビジネスを推進したいと思っている。
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