市川稔の米(マイ)情報

社長の年齢

社長は会社の意思決定をする

意思決定とは自分が持っている情報の中で最善の方策を見い出し決定するということだと思う

「時代の変化こそ不変」

変わりゆく時代背景、マーケットのニーズ、花形商品と衰退商品、これから成長する商品

それらを整理し、自社の持つ限られた資源(人財)の中で優先順位をつけ実行に移す

体力があり、頭も冴えていなければよい意思決定は出来ない

日本にはたくさんの中小企業があります

働く人の7割は中小企業

中小企業はオーナー企業が多いので死ぬまで現役というのも珍しくはない

日本の社長平均年齢は高い

自分もそうだが、30代、40代の時、50代の時はアイデア満載、行動力もある

弊社も社長若返りを予定している


こういうメッセージをいただいたので紹介します



帝国データバンクの2021年の調査によると、日本の社長の平均年齢は60.3歳で1990年から31年連続の上昇となった。90年当時の平均は54歳だったからこの間に6歳あまり高齢化が進んだことになる。

世界の主要企業を対象としたPWCストラテジー&の調査によると日本の新任CEOの平均年齢は60歳、世界平均は53歳で7歳年長である。米国のIT業界では、イーロン・マスクは50歳を越えたばかり、メタのザッカーバーグは40歳手前である。スティーブ・ジョブズがアップルに戻った時は40代はじめであった。

つい最近のビッグニュースでトヨタ自動車の豊田章男社長が66歳で社長から会長になると発表、後任は53歳で豊田社長が就任した時と同じ年齢である。いわばトヨタの社長の禅譲の53歳というのは世界のスタンダードといえる。

年老いた社長の良さもあるが、変化の激しい時、特にデジタルテクノロジーが経営戦略の根幹になる時代、やはり〝若さ〟は財産になる。1960~70年代に最も成長した小売業の量販店、スーパーの社長は創業者も二代目もいたが、ダイエーの中内さん、イトーヨーカ堂の伊藤さん、ジャスコ(現イオン)の岡田さんなど皆、40~50代であった。その若さが一つの業界を創り上げたといっても過言ではない。

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