市川稔の米(マイ)情報

牛丼値引き競争から

輸入牛肉、バラですが輸入価格、仕入価格大幅上昇

安定していた国産のコメも大幅上昇

牛丼チェーンは大手3社が大半のシェア

吉野家、すき家、松屋

現状、吉野家498円、すき家430円、松屋430円(店内・税込)

吉野家が100円値引き398円

すき家はクーポンで350円、松屋もクーポンで380円

吉野家は期間中2倍の客数見込むという
(店舗の現場大丈夫だろうか???)

実質価格一番安いすき家も集客するでしょう

松屋は380円ですがみそ汁付だから実質一番安いか


外食チェーンでも業態により戦略が違います


牛丼というのは和風FFS

FFSというのは日常であり、美味しいもの食べに行くというより、
とりあえず空腹を満たす、近所、繰り返し利用するところ

吉野家のキャッチフレーズのように「早い安いうまい」が表しています


大手チェーン、それもFFSであれば、マスマーケットを取りに行かないと成り立ちません

外食チェーンという業態を表すのはなにか?


それは、


価格


です


客単価で表すのもの同じ


価格、客単価によって利用動機が変わる


個人店、中小企業はその領域と真正面から勝負してはいけません


大チェーンは8割の市場、マーケットを取りに行きます
そうしないと成り立たないから

個人店、中小は残り2割のマーケットで勝負


小生には苦い経験があります
郊外型のおむすび屋がそこそこ調子良かったので駅前の家賃高いところに出店したことがあります
絶対の自信を持って、おむすびセット(好きなおむすび2個・唐揚げ2個・きんぴらごぼう)+みそ汁
これで税込580円のプライス付けました

顧客の反応悪し!

仕方なく同じもの480円に変更

それでお客様集まるようになり、店はいつも満席

お客様は女性が多く、お一人様が多い
客単価が上がらないのです

固定費を賄うことが出来ない

なんであんなに繁盛しているのに撤退するのと知り合いからよく言われました

その時代はデフレ経済ピークの時でありました

牛丼290円とかで売られている時だったのです

大変勉強させていただきました


わが社のおむすび屋(コメ専門店併設)は牛丼と勝負してはいけないと


美味しさ追求
満足度追求

1人前の料理というか食べものと客単価というのは別です


そして今の弊社の業態は、


短時間営業(7時間)=働きやすい環境
客単価1600~1800円
圧倒的な美味しさ


中小は戦う土俵を変える必要があります







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