小生思うに、
結局のところムラ社会
ムラ社会とは何か?
村を治める長(オサ)がいて、決め事は法で決めるのではなく、村の空気で決める。
自由に意見を述べるのではなく、決める場合は全員賛成が常である。(棄権・反対は原則なし)
※これは、日本のコメ作り社会から生まれた知恵
現代の学校生活にそのことが色濃く残っているのではなかろうか?
学校の内申というのは進学の上で大きな意味を持つ。
教師から見た生徒の評価です。
要するに、
他人に迷惑が掛からないように、決められたことを当たり前のこととして、
他の人と同じことが出来る生徒
これが内申点高い生徒
集団生活になじまない生徒は、他の人と同じことが出来ないので「和を乱す」ということで内申点低い。
得意な科目があり、それが他人より優れている
それはあまり評価されず・・・
親も、5と2の教科があれば、2を上げる努力をしなさいと
言ってしまいがち
オール4
みたいな生徒が良い子
小生思うに、
これが、日本をつまらなくしている。
公務員志向みたいな生徒、学生ばかりでは日本は衰退してしまう。
大量生産大量消費の時代はそれでよかった。
朝7時45分に工場の前でラジオ体操をやり、上司の訓示を聞き、全員一斉に作業開始。
休み時間も同じ、昼休みも同じ、退社時間も同じ。
皆と協調して和を乱すこともない人が評価対象。
小生の自宅がある地域にある大企業があります。
ソニー、日産自動車。
スーツ着ている人はほぼゼロ。
皆さん、カジュアルな服装です。
いろんな仕事があると思いますが、求められるのは独創力ではないでしょうか・・・。
良いですか?
社会に出たら何が評価されるか?
他人と同じことが出来るということでは評価の対象になりません。
他の人と違うことが出来る、違う発想が出来る
このことが新しい価値を創り出せる人材ではないでしょうか?
行政についてもそういうことが求められている
し、
民間企業ではそれでしのぎを削っているわけです。
オール3、オール4が悪いとは言わないが、そういう子が評価され、選別されて行くことに恐ろしさを覚える。
私立中学に入れて、その私学の方針に共感して上を目指す。
そういう場合は別ですが、
公立中学では、高校をどこにするかということは、ほぼ内申で決められてしまう。
公立高校は同じような成績の子が集まることになる。
ほぼ、そこで人生が決まってしまうのではなかろうか。
小生は声を大にして言いたい。
好きなことを突き詰めろ!
興味あることをもっと掘り下げろ!
出来ることをもっと伸ばせ!
嫌いなことはしなくてもよい。
そういう、個性を伸ばす教育が必要だと思うのです。
中学生以下の子供さんにはそういう教育をして欲しい。
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