市川稔の米(マイ)情報

農業支援とバラマキの違い

政権交代という「ワード」が躍った3年前。


期待は大きかった。


大風呂敷をかかげたマニフェストには有権者が思わずニンマリすることが羅列してありました。

ガソリン暫定税率廃止

高速道路無料

子ども手当月額23000円

農業者への戸別所得補償

などなど・・・・・


予算の組み替えだけで実現できると明言していた。


結果はご存じの通り。


アメリカ、韓国、中国とも関係がおかしくなった。

沖縄では政府に対する不信感が増幅される結果になった。


もちろんよくやった面もある。


自民党も野党になったことでくやしい思いをたくさんしただろう。


同じ国会議員でも与党と野党では天と地ほどの違いがある。



小生関係するところの農業戸別所得補償について意見したい。


結論から言えば、


農業者に対して直接所得補償を行うのは賛成。


特に米については、価格政策ではなく、所得政策に転換して公平な競争にしてゆく。


ところが実態はどうか?

趣味的に作っている小さな農家にまで補償している。


主食用国内米生産のうち、自家用及び縁故米というか無償の米が3割占めるという事実。


小生の会社で取引させていただいている専業農家は販売する「商品」として米を作っている。


農業所得で生計を立てているのが農業者。


すると必ずこういう主張がある。

日本の農地は狭く生産コストは高い。

中山間地が多く規模拡大は出来ない。

農業には自然を守るなど多面的な要素がある。


それはそれでよいでしょう。


作った生産物を無償で差し上げる。

プロ農家にはいい迷惑。

販売業界にとっては死活問題。


兼業農家含めた農家数は250万戸くらいでしょうか?

専業農家は40数万?


米専業農家は?

10ha以上の農家数は?


調べればすぐわかるが時間がないので概要だけ。


自民党の長年の政策も間違っていた。

農業者より「農業関係者」に重点を置いていたのではなかろうか?


戸別所得補償は賛成。


農業で生計立てている人に厚く。


無償で米を配る、農業所得が年間数十万の人に配る必要はないのでは(他の収入で生活している)



時間が無いので今朝はこのへんで。

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