業界そのものが消滅する怖さ

かつて、レコードをレンタルするということを始めた人がいる。

小生もお付き合いがありましたので、よく知っています。

レコードは買うものという常識でした。

レコードをレンタルするとは何事かと大変な騒ぎになりました。

一世を風靡しました。急成長しました。

しかし、競争も激化し、レコードそのものが無くなってしまい・・・


CD、DVD,ブルーレイディスクのレンタルはありますね。


かなり大きな売場面積を持った大型店も多いです。


これも、


そういえば、そんな時代もあったなぁということになるかも知れません。



このブログで紹介したことがありますが、


Huluといいます。


http://www.hulu.jp/


月額およそ千円で、映画や海外ドラマなど見放題というサービスです。


これは、かなり衝撃的でした。



ところが、


なんと、あのAmazonがプライム会員向けに9月から同様のサービスを開始しました。


プライム会員の会費は年額3900円。


プライム会員の特典はいくつもありますが、年額3900円を支払うことに躊躇していた人も多いのではないでしょうか。



小生は「Amazonプライム会員」に登録しています。


なので、即座にHuluを退会しました。


Amazonプライム　サービス





ひとりのユーザーとしての視点



と



経営者としての視点




業界そのものが消滅してしまう恐ろしさ



小生はこのことがすごく気になります。



今でも、



「景気が悪い」という表現をする人がいます。



景気とはどういう判断で良い悪いというのでしょうか？


個人消費、公共事業、企業の設備投資、住宅着工件数


そういう指標、データはありますが、それがそのまま企業に反映されるものではありません。



経営者は特にそうですが、



景気のせいにしてはいけません！



鳥が大空高く飛ぶ姿を連想してみましょう。



空から全体を観るのです。



業界のこと、地域のこと、自社のこと、自分のこと・・・



そうすると目先のことに囚われることなく全体から判断出来るようになると思います。