市川稔の米(マイ)情報

圏央道を走る(2)

昨日に続いて、圏央道のことについて考えてみたい。


構想から決定、用地買収、工事と何十年も掛かる。


特に、人がたくさん住んでいる都市部の道路を整備するには膨大な金が掛かります。



道路が果たす役割の大きさ


道路が人や物の流れを変えてしまう


日本は東京一極集中とよく言われます。


東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県の人口、経済規模をみれば分かります。


人口はおよそ3千万人。


日本の人口の約24%が住んでいる。


経済は三分の一を超えるのではなかろうか。


東京の昼間人口はとても大きく。


東京経済圏というか、首都圏経済圏というか。


これは、世界最大であります。


wiki 首都圏


地方創生の声は大きいが、現実の日本は東京集中、大都市1極集中です。


道路は東京に向かって出来ている。

鉄道も東京に向かうのを上りという。

航空路も羽田路線をどれだけ飛ばせるかで決まる。


国内は、現実そうなっている。



この、東京都心に向かう高速道路網が大きな役割を果たしてきました。


東京都心部に向かう道路は渋滞します。


なにせ、道路が東京に向かっているので、通過するにも都心部を抜ける必要があったわけです。


こちらをご覧ください。


圏央道(首都圏中央連絡自動車道)



東京都心部に入らず。


周囲を「横」に移動出来るわけです。


圏央道のインター近くには巨大な物流センターがどんどん出来ています。


新しいインターの近くは広い土地を新規に確保出来るからです。


小生が行った[幸手」には「ニトリ」の巨大センターが出来るそうです。


そして、なんといっても伸び続ける「通販」の物流センターがどんどん出来ます。


通販の顧客は首都圏が圧倒的に多いのが実情です。


ネット環境、収入、学歴、いろいろな要素があり、ネット通販の顧客が多い。


圏央道がもたらす経済効果は計り知れないものがあります。


経済効果 産經新聞



道路で経済が変わり、暮らしも変わる。


道路は利権であり権力でもあります。


こういうところでも時代の変化を大きく感じることが出来ます。

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