新米が出揃うまでの端境期
コメ足りない!
ピークを迎えています
もう少しの辛抱です
足りないとなると、消費生活者はどうしても余分に買いたがる
売り場に並んでも、その時必要でない人も買えば一瞬にして棚空になる
ネットもほぼ買えない
足りない、価格高騰だから備蓄米放出せよという声があがります
備蓄米放出にはそれを行う理由(ワケ)が必要です
極端な不作
単年度なら94以下
複数年なら96以下
など
これはどちらもあてはまらない
もう一つあります
極端な価格高騰
3割とか5割とか
これ、令和6年産当てはまりますね?
ただし、あまり現実的ではないと思います
それは、
政府備蓄米は棚上備蓄といって、年20万トン買い入れ、Max100万トンなので、放出の場合5年前の玄米から
たまたま保管の現場見て来ました
定温倉庫の室温15度、湿度65%、穀温15度
これを毎朝10時に確認し記録する義務があります
そういう万全の保管ですが、5年前の玄米の古米臭は半端ないそうです
エサ用に使われています
おいしい米に慣れている日本人
そのままではとても白米からごはんにしたら不味くて食べられないでしょう
加工用とか一部の用途に限られると思います
ただ、備蓄米も複数あり
前年の玄米放出もありえるが数量は少ないか
追記
コメ消費減ったとはいえ、月50数万トン食べます
備蓄米、20万トン×5年でMax100万トン
食糧安全保障という観点からみれば少ない?
しかし、膨大な費用掛かるので税金使います
必要ないMA米毎年77万トン輸入し損してエサにまわしている
これだけでも税金500億円くらい使っているそうだ
追記2
令和6年産は不足感からの相場高騰で異常な値が付いている
これは揺り戻しあると思う
稲作、識者が云うのは1俵18000円は必要だと
理想的には少しずつ上がるのが望ましい
暴騰して生産が増え、暴落というのが最悪のパターン
追記3
全体像は知っておく必要あるが、あくまで自社の経営を考えなさい
というのが筆者の考え