記録としても残しておきたい
2024年になり、2023年産のお米は等級落ちも多く、精米歩留まりがかつてないほど悪いことがわかり
いわゆる網下と呼ばれる、くず米も極端に少なかった
インバウンド客で消費増えたという報道もあるが、ちゃんと計算すると消費量のせいぜい1%くらいのようだ
結果的に、当初予想10万トン減が10万トン増になりその差20万トンか
この消費量というのは玄米換算
小生に云わせれば、歩留まり低下だけでそうなる
8月終わりの2024年台風10号
動かない、動けない台風だった
記録的な雨量だったところもある
雨だと稲刈り出来ないのでその分も遅れた
関東では千葉や茨城の早場米がボチボチ売り場に並ぶようになった
弊社でも8月30日金曜日朝、千葉の生産者自らトラックで運んでくれて30㎏玄米200袋入荷
小売は直営店「米家きゅうさん本店、境川店」で販売開始した
本店は8月24日25日に続き8月31日9月1日の土日臨時休業にした
お一人様5㎏に制限しているが朝から客足絶えないので平日もお盆明けから営業時間3時間から4時間だった
それでも8月の売上は前年の2倍くらい
在庫、数量決めて販売しましたが頑張った方だと思う
9月2日月曜日、きゅうさん本店では開店前からお客様が並んでいた
9月に入り出回り量も多くなれば落ち着いてくると思う
直営店の営業時間も様子見ながら平常に戻してゆく
さて、早場米の相場ですが
小生が走り相場としてこのブログにも書きました
コシヒカリのようなA銘柄、その他のB銘柄も同じような価格で取引されている
仲間相場(産地置場税別大型1車単位)で玄米1俵23000円程度
街の米屋というか精米業者が仕入れるのは1俵26000円から27000円らしい
これは行き過ぎた相場であり取引価格
「無い」からそうなる
昨年より1俵10000円以上高い
1万円というのは精米歩留90としても㎏185円上がった計算になる
業務店などが仕入れる白米は㎏200円以上値上がりすることになる
これは一時的なものだと思いたい
新潟コシヒカリが生産量も多く、上位銘柄の指標価格になる
北海道ゆめぴりか、山形つや姫などが高単価のコメだ
これらがどういう価格で落ち着くか???
9月の動きに注目です