市川稔の米(マイ)情報

長居無用

日本経済新聞、平成22年1月の「私の履歴書」は細川護煕さんでした。

当ブログでも書かせていただきました。

最終稿はどんな風に締めるのかなと興味を持って楽しみにしておりました。

なんと、

長居無用

とあります。

とてもよい響きですね。

すでに用意してあるそうだ。
自然石風の自分の墓石に「長居無用」と刻んでいる。

前にも書きましたが、小生が強烈に印象に残っている言葉は「終わりを決めて物事を考える」あるいは「終わりを決めて物事を始める」というものです。

人間の一生など、宇宙の摂理、大自然の原則からみればほんの一瞬に過ぎない。

いつまでも続くものではない。

特に政治など政(まつりごと)を極めた人や、企業など組織のトップを極めた人の引き際ほど難しいものはない。

そこに人間の真価が問われているとも思う。

国会議員は一代限りというか、毎回の選挙でその任期だけを託されています。
永遠に続くものでないことは誰が見ても明らかですね。

今、問題になっていること。
国会議員が自身の政治資金管理団体で不動産を多数保有する。
資金管理団体では不動産登記出来ないために個人の名義となる。
税金も掛からない、相続税も発生しないそうだ。
法の抜け道なのですね。
刑事事件になるかどうかはともかくとして、尊敬に値する行為かどうかではないでしょうか。

あるいは、永年与党を続けた政党には元総理大臣がたくさんいます。
国のトップを極めた人は潔く議員を辞め、どこにも縛られることはなく、天下国家のために活動されたらどうかと以前から思っておりました。
その方が断然評価が上がると思うが・・・。

そういう人に言ってあげたい。

「長居無用」だと。

終わりを大切にしたいと思います。

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