定期的な消費動向調査で、米をどこから購入していますかというものがあり。
コメを米屋から買っているというのは、およそ4%に過ぎないようだ。
ほぼ、
消滅に近い
酒屋も米屋も販売免許に守られていたので競争が緩かった。
お米は届け出制になり、実質どこでも販売することは出来ます。
酒屋の小売販売もどんどん緩和。
コンビニ開店と同時に酒もたばこもほとんど販売している。
肉屋というのも、小売りで成り立っているところはほんとうに少ない。
飲食店、業務用に肉を卸売しているところがあるくらいだ。
酒屋で生き残っているのは、地酒の品揃え、ワインの品揃え、焼酎の品揃えなど徹底している店。
アルコール飲料の7割はビール系。
山ほど売っても利益はほとんどない。
業務用のお酒販売はこれまた利益率が極めて低い商売で、小売りとは別物。
小売りの肉屋で生き残っているところは?
自家製のコロッケ、メンチなど、オリジナル商品で勝負しているところだ。
行列が出来る店もある。
あるいは、肉屋の一角を食堂にして肉料理のレストランで勝負するとか。
米屋さんはいろいろお付き合いあるので相談されます。
どうしたらよいでしょう?
小生は、
オリジナル商品でないと生き残り難しいと言い続けています。
なので、
産地、銘柄で販売しているのではダメでありまして。
昨今、新品種のお米を売り出すのに、地方自治体が旗を振り、売り込み、ブランド作りに懸命なところが多い。
(大手広告代理店に莫大なお金を払って・・・)
新潟の「新之助」
青森の「青天の霹靂」
岩手の「銀河のしずく」
などもそうです。
小生はコメ販売会社としてそれに乗っかってはいけないよと言っている。
統一パッケージでの販売。
なんの差別化もない。
珍しいうちは売れるかも知れないが、どこでも販売開始すれば価格で選ばれることになるし、
大手、量販や通販に流れるでしょう。
新銘柄を販売するにしても、生産者のオリジナル性、販売会社、小売店のオリジナル性がなければいけません。
そうそう、
米屋が、生産者がおむすび屋やるのは至極当然の流れだと思う。
あとは、売り方の革新ですね。
流通大革命が進行中なのです。
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