大量炊飯になると、米を洗うという洗米も一大作業です。もちろん、機械で行いますが、良く洗える機械とそうでない機械もあるし、水の使用量もかなり差があります。
大量炊飯の会社が無洗米に切り替える動機はその辺も大きいですね。
又、米を水に漬ける。いわゆる浸漬するわけですが、その時間に白米は水分を吸収します。
おおよそ、14~15%の白米水分が、浸漬後30%前後になります。
当然、重量が増えるので、体積での水加減は実態をつかめなくなります。
総重量管理が必要になるわけです。
次に炊飯ですが、連続炊飯機は、「時間管理」で行っています。
コンベアで運ばれる速度でコントロールするわけです。
冬場と夏場では、外気温も水温も違いますので、同じ熱量では上手に炊けませんね。
その他、まだまだチェック箇所はたくさんありますが、企業秘密なので、この辺で。
米を炊くという作業は、簡単に見えますが、ものすごく奥が深いのです。
美味しいご飯を炊きたい! そんな会社が増えることを期待しています。
ノウハウは、あらゆるところに存在するものですね。
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