市川稔の米(マイ)情報

農産物価格高騰は何をもたらすか

農産物が世界的に高騰している。

マネーサプライの急増が原因だそうだ。

小麦、大豆、粗糖、コーヒー豆、そして綿花も。

需給による価格高騰ではない。

中国ではインフレ懸念も。

大紀元

日本国内でも輸入農産物高騰で企業業績に影響も出てきたと報じている。

あの、ユニクロが綿花の高騰で前期粗利益率49,2%が3,2ポイント低下と日経が書いている。

穀物価格上昇は何をもたらすか?

収入の少ない国の人が買えなくなり困る。

一方、生産する農家は単価上昇は長年価格低迷というか相場が上がらず苦しんできたので歓迎だ。

前にも書いたが、輸出産業としての農家は企業家であります。

どの作物を作れば儲かるか?

もちろん、その国の農地の事情や天候で作る作物は限定されるが、少なくとも生産性が高く、有利に販売できる作物を選択することは当然のこと。

多くの日本人は農産物は足りなくなるのではないか?
日本は買い負けするのではないか?
そんな不安を少し持っている人が多い。

実態が分からず、ただなんとなくそう思っている。

事実はどうか?

詳しくは述べないが、そういう心配は無用です。

相場が上がれば生産量が増えます。

儲かる作物の生産を増やすのはあたりまえ。

すると、

需給が緩み相場は下落します。

投機マネーがどういういたずらをするか?

しばらく注目だ。

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