市川稔の米(マイ)情報

国家の品格 Ⅱ

12日の「報道2001」に藤原先生と、中曽根元総理が出ていましたね。

藤原先生は問題点をズバズバ本音で語るので、見ていてスカッとしました。

中でも、天皇家のことについては痛快でした。

伝統を守るのに理論などない!

2000年続いてきたことを、有識者会議だか分からないが、平成時代の我々に変える権利などない。

伝統とはそういうものだと。


また、日本は特殊な国であれと。

フツーの国になろうなど考えない方が良い。

国家とは、それぞれ特徴があり、異なる言語を話し、異なる文化伝統がある。

小学校から英語を教えるなんて言語道断!

教育とは 選択 である。

1週間20数時間しかない教育時間に何を教えるか、優先順位の問題なのです。

江戸時代に確立した順位。

読み書きそろばん

まず、日本語を読めること、漢字を覚えること、計算ができること。

これを小学校の時に有無を言わせず叩き込む。

そうすることで教育の土台というものができると。

日本の歴史や文化に興味を持ち、詳しい知識を持つことが国際人の条件である。

薄っぺらな日本の知識で、仮に英語がペラペラ喋れても、中身のない会話になり、一番軽蔑されると。


行き過ぎた資本主義の警笛も。

日本の伝統文化には、弱者に対する配慮。

卑怯

という言葉の意味。

強い者が弱いものをいじめてはいけない。

強者だけを称えるという文化は日本にはない。


小生も思う。

日本も、金儲けをうまくした人、経済的成功を収めた人が偉い人みたいな風潮がある。


うらやましいと思われるより、尊敬される「人」であり「企業」でありたい。


そういう人が増えることが日本を救うと思う。

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