市川稔の米(マイ)情報

アンコを増やせ

続いて、小生の書籍「維新伝心」の中から


本文、208p、209pのもの

これは、小生もお気に入りのものです

アンコを増やせ

この逆をやっている会社も多い

今、社会問題にもなっている大手中古車販売会社はそうです



アンコを増やせ

 なぜ、人間は思い通りにならないと言って嘆くのか?
景気が良くないと言って文句を言うのか?
ウチの業界は終わっていると嘆くのか?
顧客は安いものばかり求めているとお客様のせいにしていないか。
自分(自社)の利益を最大化して売りたいと自分本位になっていないか?
会社を大きくすること、売上がたくさんあることが良いことだと思っていないか?
会社が順調な時が一番危ない時です。
筆者のつたない体験では順調な時が一番危険な時であります。
人生で一番良かった時は苦しい時であり、逆境に遭遇した時です。
自分を成長させてくれる絶好の機会だからです
順調な時は気持ちが知らず知らずのうちに傲慢になります。
逆境に遭遇した時は人の有難さが身に沁みます。
昔から「損して得取れ」などと云われます。
自分(自社)の利益を最大化して経営したいと思っていれば取引先、仕入先、お客様は二の次と言っているのと同じ。
お客様が喜ぶこととはなにか?
売上を増やすということは饅頭の数を増やすこと。
饅頭をたくさん売りたいと店舗を増やし、販売先を拡大する。
自社の利益を最大化したいから原料を安いものに変え、アンコの量を少なくする。広告宣伝にお金を使い知名度を上げる。
一番大切なのは購入したお客様の満足度です。
饅頭の数を増やすより、中身のアンコを増やすことではないでしょうか。
少しづつ損するという発想。(繁栄の法則より)
結果的に顧客満足度が少しづつ上がる。おむすびにしても、お米のグレードを少し下げても分かる人は少ないでしょう。逆にグレードを上げてもすぐに分からないかも知れません。
利益を最大にするために具材のグレード下げ、少なくする。
アンコを増やすと同じで具材を増やす。お客様は安くて満足するか、美味しくて満足するか。どちらが長続きするでしょうか?
「得」は「徳」でもあります。
徳を磨き、少しの損を続ける。
アンコを増やせ!
そのように心したいと思います。


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