銀行や行政の全面的バックアップあり完成したのが1991年だったかな。
日本経済がバブルに踊った最盛期の計画でありました。
あの、東京ディズニーランドより設備投資金額がでかく、なんと2200億円だそうです。
(バブル期に作ったこれらのものは「大いなる遺産」だと思う。まともに計算したらとうていできないものだから。)
(ゴルフ場にしてもしかり。この大いなる遺産を活かすことが大切なことだ。)
カンブリア宮殿で再建を取り上げていました。
完成した当時、小生も何度か足を運びました。
開業以来一度も黒字になったことがない。
社員、スタッフの意識改革から入る。
行政にも固定資産税の減免を求めた。
そもそも倒産して引き受け手がなければ1円も入らない。
雇用が繋がれば、所得税やら税は入るではないか。
一番の問題は顧客の入りとリピート性。
かなりよくなってきたようだ。
HISの会長が社長として陣頭指揮をとっている。
経済を救うのは民間の知恵。
行政や国は方針出したりバックアップはできる。
国や地方自治体に食わしてもらうのではない。
そのHTB子会社で「上海航路」を就航させる。
当初は試験航行だが、ノウハウが確立すれば定員千人、週三便、初年度は10万人の計画。
すごいじゃないですか。
客が足りないなら自前で呼んでくるという発想。
旅行企画会社だからできるのかも知れないがその行動力に敬意を表します。
上海から片道9800円、時間にして27時間、客室料金は1万4千円~6万4千円だそうだ。
中国から長崎に入り、九州をぐるりとまわる。
九州全体の活性化にもなる。
これが国際交流であるし観光客の呼び込みが九州経済に大きなメリットをもたらす。
再建は民間の知恵で行うのが常道。
税金をつぎこみ、役所が決めた道筋の計画事業。
補助金もらってうまくことは極めてまれ。
民間の力を最大限活用することだ。
被災地の再建にも同じようなことがいえるのではないか。
民間の知恵、アイデアを集めよ。
復興予算(借金)という甘い蜜にむらがるのは真の再建ではない。
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