市川稔の米(マイ)情報

「米の消費動向調査」から

米穀機構というところがアンケート調査して「米の消費動向」を公表しています。


アンケートというのは正直に答える部分とそうでない部分があるのでよく観察しないといけません。


どこから入手したか?


比率


購入数量


数量比率


世帯平均購入数量


入手するところで購入数量に違いがあります。

スーパーで45,5%買っているが数量比率だと35,3%となる。

小さい単位で購入していることが分かりますね。

一方、生産者から直接購入は比率では7,2%だが、数量比率では13,6%に跳ね上がる。

30kgなど購入する人が多いのでしょう。


インターネットショップからというのがとうとう二桁に載せました。



流通は劇的に変わっているが、旧態依然のルートで「売れない」と嘆く業界人が多いことに驚く。








小生いつも問題にというか、これが日本のコメ生産、流通の大きな特徴だと思っていることが。



家族・知人から無償で入手



比率では23%

数量比率では24%



実に四分の一の世帯で買っていないということだ。



これはこれで現実の姿なので文句言う筋合いはありません。


コイン精米所の大きなお客様であります。



問題は、



作る農家に多額の補助金があるということ。



販売する農産物を生産するというのが販売農家。


販売目的ではない農家は自給自足農家というか農業で生計立てているのではない。


米農家で見れば農業売上年間100万以下という農家が大半。


農業で生計立てているわけではない。


だから、



米を無償で送る


送るには送料掛かる



素朴な疑問



なぜ、作った米をタダであげる人にまで補助金をあげる必要あるのか?


結果的に販売農家の販路を小さくしていることになります。


消費の四分の一ですよ! (タダでもらっている)=(タダであげている)


作った米をタダであげている生産者はTPPなんて関係ない。


元気なうちは作り続ける。


米作りは機械が揃っていないと出来ない。


機械更新の際に零細農家(兼業農家)のおじいちゃんはやめるようだ。


だから、


余計な税金投入しなくとも農地は集まると思います。




アンケート結果はこちら

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事