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日本国憲法改正について

5月3日は憲法記念日。

なぜだか祝日。

今の日本国憲法になって70年経過しました。

72年前に日本は戦争に負けました。

敗戦から7年弱、日本は占領軍により占領され間接統治されていました。

敗戦後の大混乱の時に今の憲法は施行されたのです。

草案は占領軍が英語で書いて、それを日本語に訳したのは今では有名な話しです。

間接統治ですから、形式としては日本の国会で決めているので日本人が決めたことになっています。


自由党と日本民主党が大同団結して「自由民主党」を作ったのは1955年のこと。

その大きな目的のひとつが憲法改正であります。

あれから62年経過。


ご存じのように、憲法改正が国会両院で三分の二以上の賛成、国民有権者の過半数の賛成がなければ成立しないことになっています。


今まで、一行たりとも改正はしていません。


同じ敗戦国のドイツでは60数回憲法改正しているそうです。



今回初めて現職総理大臣が、自民党総裁という立場ですが憲法改正を果たしたい。

2020年の施行を目指すと明言しました。



憲法改正と云うと、共産党、現在の民進党、消滅寸前の社民党など、護憲派は絶対反対。


反対というと急に元気になります。


党名変えて「反対党」にすればよいと思う。


冗談はさておき。


憲法改正は賛成、反対はまさに半々というか拮抗するのではないかと思います。



メディアの反応。


なぜかというか、やっぱりというか、海外の反応として、中国と韓国の反応を即座にニュースで流します。


大手メディアにとって海外というのは中国と韓国しかないらしい。

当然、この二つの国は反対を表明します。

他国の憲法に対して意見するというのはありえない。

日本が他国の憲法に対してどうのこうのと言わないでしょ。


今回、安倍総理は憲法9条について正面から切り込みました。


憲法9条とは?


1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。




これを読んで自衛隊は違憲か合憲かということを何十年もやっている。

憲法学者でなくても、中学生でも現状の自衛隊は違憲だと解釈するでしょう。



武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


戦争はしません。

戦力も保持しません。

認めません。


(これが「カエルの楽園」を作り出している)



現実はどうか?


自衛隊の装備は攻撃的ではないがかなりなものです。



そして、日米安保条約により、日本の中にアメリカ軍の基地が多数存在している。

原子力空母「ロナルド・レーガン」は横須賀を母港にしている。

アメリカ本国以外では唯一だ。


日本はアメリカの核の傘の下にいる。


これが現実です。


非核三原則。

核兵器をもたず、つくらず、もちこませず



こういう茶番を自民党は長い間やってきた。




安倍自民党総裁は、9条の1項、2項の後に自衛隊のことをきちんと書くと言っています。




小生は、この問題を国民的議論に高めて有権者の判断をしっかり仰ぐべきだと思う。


両院で三分の二以上という高いハードルを越えるのは今しかないと思うし。



我々、国民も他人事ではなくしっかり考えていかねばならない。



アゴラ


NHK NEWS WEB



この草案にはこだわらないようだ。

日本国憲法自民党改正草案

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