市川稔の米(マイ)情報

日本のルール

昨日、相撲とサッカーについて書きました。これは、日本のルールについての特徴に触れたものです。愛・地球博(愛知万博)は、ペットボトルや食べ物の持込禁止のルールでしたが、総理大臣の一言でルールが変更になりました。

万博協会が決めたルールがありますが、たった7日間の命でした。

良し悪しは別として、これは日本の物事の決め方を端的に表しています。

総理大臣のコメント「お弁当は作るのも食べるのも楽しいからね。」「外で食べることも出来るし・・・ 天気が良ければ」
「弁当くらいいいんじゃないかと思いますよ」

これは立派なコメントですが、万博協会の人達のメンツは丸つぶれですね。協会も立派な方々の集まりですが、どういう心境でしょうか。

ルールを決めても、変えられてしまうのですから・・・。

え~、行司指し違いにより、○○の勝ちとします。

これに似ていませんか?

ペットボトルはテロ対策。会場内で販売するペットボトルも、キャップの外にフイルムをシュリンクする。フイルムの色も変えるという念の入れようでした。

弁当は、食中毒予防が目的です。あまり知られていませんが、食中毒は家庭内で起きることが一番多いのです。生ものを温かいご飯と一緒に詰めて、気温30度、車の中の温度も上がる。
そんな状態で、昼過ぎに弁当を食べて、お腹が痛くなった・・・。

そういう場合も想定できます。

もちろん、会場内の飲食施設の売上を作りたいという意識もあるでしょう。

この場合、どちらが正しいという議論でなく、決めたルールを別のところで変えてしまい、別に驚かないという日本気質に注目したいのです。

オドロキ!

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事