市川稔の米(マイ)情報

TPP問題(2)

10月29日にTPP問題のことを書きました。

今日で2回目。

「結論は決まっている」

というのが小生の見方です。

民主党は衆参議員の半分以上が反対。

自民党は拙速な参加決定には反対の意向。

でも、政府としては参加する意向を固めている。


日本流のやり方といえばそれまでだが、参加する意向を固めているのにはっきり言わない。

参加するかしないかのんびり議論しているわけにはいかない

とか、

慎重にしかし積極的に議論しなけれなならない

などとワケのわからないことを言う。


フェイスブックで長島昭久内閣総理大臣補佐官が明確に言っております。

以下、引用します。



東アジア共同体構想も最近あまり聞かなくなりました。
おそらく国民から見ると振って湧いたように出たTPPという観は否めませんが、実際いつ頃から議論されていたのですか?
最初から賛成の立場だったのですか?

回答2
「東アジア共同体」構想は、ナイーブな左派リベラル思想の産物で、とどのつまりは中華文明圏への屈従以外の何物でもありません。したがって、野田政権ではこれを拒否しました。上述の通り、中国中心の東アジア共同体構想を放棄して、日米で経済も安保も仕切る「アジア太平洋共同体」構想へシフトしたのです。

なお、TPPは、前回総選挙当時は未だシンガポールやブルネイなど4カ国だけのマイナーな自由貿易協定に過ぎませんでした。昨年9月に米国と豪州が参加表明することにより、環太平洋全域を巻き込む壮大な自由貿易圏構想へ発展しました。そして、昨年11月の横浜APECにおいてアジア太平洋全域の完全自由貿易体制FTAAPづくりへの重要なステップとしてTPPが位置付けられ、我が国も参加の意思を固めたのです。この点、昨年11月16日、総理のAPEC報告を受けての私の衆院本会議代表質問をインターネット衆議院TVで是非ご覧ください。http://www.nagashima21.net/kokkai/index.html



回答が長島補佐官が書いたものです。


同じ民主党政権だが「東アジア共同体」は明確に拒否し、アメリカと軍事同盟を含めて経済も連携を強化するという考えでしょう。

いわゆる典型的な保守型政治です。

本来、自民党の保守政治がこの考え方です。

小生は当然ながらこの方針を支持します。


自民党も有権者(支持団体)の反対論があるからと言って表面的には反対。
正面からこういう議論を仕掛ければ良いのに・・・・・

国のことより次の選挙が大事な国会議員が多すぎる。


民主党もまったく異なる思想の議員が同じ政党にいることが国民を不幸にしている。

自民党が民主党のことを選挙互助会と呼んでいることは的を得ている。

民主党は中からぶっ壊して欲しい。

しかし、自民党もだらしないねぇ。

はっきり主張しているのは「みんなの党」くらいのものだ。



世界の政治体制

世界の軍事体制

世界の経済体制

日本の立ち位置


そういう観点から議論しなければならないと思う。

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