市川稔の米(マイ)情報

有効求人倍率のウソ

13年ぶりに求人倍率が1,0を超えた。(平成17年12月)

景気が回復傾向にあることは喜ばしいことです。

ただ、単純に喜んでもいられません。

求人倍率とは、

ハローワーク(職安)に仕事を求める人と、求人する企業側のバランスのことです。

この統計数字が一人歩きするわけです。

ハローワークに足を運ぶ割合はどの程度なのだろうか?

今や、ネットで探す時代なのに・・・。

また、地域による格差も広がってきました。

そして年齢による求人もまったく倍率が異なります。

年齢別求人倍率 全国 東京都


ニュースを読む力

数字を読む力

も必要ですね。


長期スパンで見れば人手不足は常態化するでしょう。

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コメント一覧

市川 稔
情報を読む力
有効求人倍率というのは、あくまで「求職」を求めて来た人に対して、ハローワークを通じての企業の「求人数」のバランスなのですね。



ハローワークに求職を登録していない人は含まれていないということです。



ですから実態の失業者はもっと多いということになります。



また、1,0を超えたと言っても、ご指摘のように、年齢で倍率が全然違うし、男女でも当然異なりますね。



ただ、指標が上向いていることは確実です。



地域の格差も大きい。



これらをどう読むかでしょうか。



KM
ニュースを読む力
同感です。

今の世の中、情報が氾濫し、ニュースをどのように捉えるか、慎重でなければならないと思います。マスコミで昔これが良いといったものが今は違うという事がよくあります。最近

Evidenceなどというしゃれた言葉が学問として系統化しつつありますが、このEvidenceも慎重に捉えなければいけないと思います。

ニュースが社会を動かすようになったら大変です。確かに自分でニュースの可否は判断すべきでしょう。それこそ色々な情報をもとにして。
シナジー
これって、45歳以上の方がハローワークに職を求めている方が多くて、求人する企業は若者の求人希望が多くて45歳以上の方を求めていないという数字の結果なのかな~?それにしても55歳以上は大変な時代で、これからドンドン多くなるし…。
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