市川稔の米(マイ)情報

販売と金融 自動車

世界のクルマ事情、日本国内のクルマ事情。


国内のクルマ事情について考えてみたい。


国内マーケットはシュリンクして行きます。


これは間違いない。


特に、人口が集中する都市部では一般人というか普通の消費生活者はクルマの利用、買い方とか随分変わると思う。


都心部、あるいは都心部に近いところはあらゆる面で便利だが、住宅、マンション、家賃も高い。

月ぎめの駐車場は3万、5万、7万、10万もある。

タクシー10万円分乗ると思えばけっこう乗れる(笑)

チョイ乗りは、レンタカーではなくカーシェアが便利。

スマホで操作、15分単位、ガソリン代込みなどちょいと買い物などにはすごく便利。


郊外や地方ではやはりクルマが必要。

地方では電車やバスも少ないので、働くようになると一人一台になる。


そこで、自動車の買い方、高額商品の売り方について考えてみたい。


現金でポンと買う場合は除外。


たいてい、ローンを組みますね。


自動車、乗用車は法定償却年数が6年。

新車の場合です。

100万の自動車、1000万の自動車でも同じ。

法人で購入する場合、資産計上して6年で償却します。

新車でも定率法なら3年で70%償却出来るので節税効果は高い。

残価設定ローンなら支払額より減価償却費の方が多くなる。


法人はリースも増えています。

最大手はオリックス。


この仕組みも良く出来ています。


個人購入の場合、月々いくらで乗れるか?


そういうふうに考える人が多いのでは?


自動車のように毎日価値が下がるものは資産と考えない方がよい。


ある年代の空冷ポルシェ911とか、ある時期のGT-Rとか値が下がらない、逆に上がるクルマもありますが、そういうのは日常使いではありません。


自動車メーカーは販売店のローンの仕組みそのものを一体として販売戦略を考えている。


逆から見れば、とてつもない金額のお金を貸して金利で儲ける。

この低金利時代、調達する資金の金利は限りなく0に近い。

これを、自動車を担保に取ってお金を貸すわけだからリスクは小さい。


なにも考えないと、年利5%とかとてつもない金利のローン組むこともあるので要注意。

新聞折り込みで各ディーラーのチラシをチェックしていたら。

(3月は決算月なのでクルマ買い替える場合はねらい目の時でもあります)

ホンダ 残価設定型金利 1,9%

日産 残価設定型金利4,9%  セレナ1,9%  軽2,9%  リーフ0,1%

トヨタ 残価設定型金利 C-HR4,9% シエンタ、アルファード、エクスファイア3.9%


メーカー、ディラー、車種でも違うので要注意。


残価設定というのが今のウリですね。

3年後、4年後の残価を設定するので、その金額はクレジット返済から除かれるので月々の返済額が少ないわけだ。

注意しなくてはならないのはローン残高による金利は発生する。


一般的には3年後、新車車両価格(値引き後)の50%の残価になれば良とされる。

人気車種はもっと高く残価設定というか、高く売れる。

逆に不人気車種なら35%とか30%もあるので要注意。


国産車の自動車ローンも以前より金利低くなりました。


が、金利と残価設定はよく比較する必要があります。


輸入車は金利低くする傾向があります。


すごいところは、ローンながらマイナス金利のところもあります。


1%以下も多い。


小生も0,99%の金利でした。

3年後残価設定は55%。

実質負担は少ない。



高額商品の売り方は金融がセットです。



ここのところをよく研究して賢い買い物をしましょう。



と、いう提案であります。




※残価設定には走行距離制限あり。超えると予定より低くなる。
3年後にまた新車を買ってもらえる確率高いというディーラーの思惑もあり。
オートクックワン


トヨタ残価設定ローン

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