市川稔の米(マイ)情報

人口分布と生産

引き続き農産物生産、あるいは消費の問題について書いてみます。

日本の人口は2005年がピークといわれています。
1億2777万人。

これが減少に転じましたが大きな特徴があります。
それは、都市部に人口が集中するというものです。

北海道などは顕著で札幌だけが人口伸びています。
他はほとんど減少でしょう。

麻生前自民党幹事長に言わせれば参議院の1人区。
ここが地方であり田舎だと。
人口が少ないところでしょう。

都市部に人が集中して田舎というか地方の人口が減り続けています。

今や、都市部の人口が75パーセント近くまでになっています。

残りの人口25パーセントの地域が面積的には圧倒的に大きい。

農産物を生産する地域は人口が少ないところでしょう。
その食糧供給地区が高齢化が一番進んでいるわけです。

農業者の平均年齢が60台の半ばになり、しかも跡継ぎがいないとなれば近い将来は見えています。

農業の改革とは時間との戦いでもあります。
冷静に見れば時間が解決すると。
逆に言えば待ったなしの状況であるわけです。

集落で積極的な農業経営者がいれば農地はいやおうなく集まってきます。

なにを

どのように

作り

売るのか

それが大事。

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コメント一覧

たるたる
閉塞感・・・
http://blog.livedoor.jp/tarutarutarutaru2002/
えびはらさん、ありがとうございます。

市川さんのブログを間借りしての交流に恐縮してます。(市川さん、ゴメンなさい)

> わかっている企業はちゃんと次を探してます。
> 残るか消えるか。結果として目に見える形になる
> だけかと思います。

お客さまにより淘汰が行われる・・・。
これに尽きると思います。

> これからは独自で売っていかなければならない時代に入ったと感じている・・・ととある農家は今言っています。

直販売のメリットは「安さ」。
言いにくいのですが「信頼・安心度が、農家>>米屋」。

でも、これも(生産者の方々は)エンドユーザーを
見れていないですからね。
(発想が“プロダクトアウト”の方々が多いですね)

米の流通は、いろんな面で閉塞していますよね。

「米」を販売・流通してる業者と、
「ご飯」を食してるエンドユーザーとのギャップ。

これに尽きると私は思っています。
えびはら
>実は、流通もその毒牙から抜け出せてないようです。

わかっている企業はちゃんと次を探してます。
残るか消えるか。結果として目に見える形になるだけ
かと思います。

これからは独自で売っていかなければならない時代に入ったと感じている・・・ととある農家は今言っています。

10年遅い。この10年は今後の100年に影響したかと思います。
たるたる
あれあれ・・・
http://blog.livedoor.jp/tarutarutarutaru2002/
えびはら さま のご指摘にも賛同いたします。

「プロダクト・アウト」
「マーケット・イン」
の教えは確か20年前の中堅社員研修で教わりました。

> 田んぼの中から物事発想するのはもうそろそろ・・。

が、未だに大手を振ってると思うと寒気がいたします。

実は、流通もその毒牙から抜け出せてないようです。
私も含めて・・。
(今はその流通から外れ第3者になりましたが、
  その寒気を感じえずにはおれません)
えびはら
>それが大事。

その為には

誰が何処で何を欲しているのか

を知る事が大事かと。


30kg袋で値段安いですお特です。
田んぼの真中から物事発想するのはもうそろそろ・・。
ポテト親爺
う~ん、
その通りだと思います。
霞ヶ関では大規模化以外は
生きて行けないような話ししていますが、
地域の事情等を全く無視した話し。
農業経営なのだから
土地の多い少ないではないはず。

ましてや
補助金たっぷり戴いて、
テニスコート付きの家に住むことが
経営とはいえないはず。
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