小生は以前から指摘していました。
国内コメ生産量の半分以下しか全農は集荷出来ていないのに「価格決定権」を持っているかの錯覚を持っているのではないか?
これは、生産農家を守るという意味合いで必死に戦ってきたのかも知れません。
ものすごく不明なのですが、集荷したコメがいったい幾らで売れたのか?
掛かった経費はいかほどなのか?
補助を得た金額はいくらなのか?
売れ残ったコメはどれほどなのか?
これらを生産者にはっきりと明示してこなかったツケが来ているという認識は間違っているでしょうか?
また、コメ生産者も「おんぶに抱っこに肩車」状態でまったく考えていなかった人が多いのではないでしょうか?
それにしても、前触れなしで「概算金」から「内金」に変更されたJA出荷のコメ生産者はどういう心境でしょうか?
1等玄米60kg7,000円という内金はどういう結果をもたらすでしょうか?
単位JAで上乗せした場合の責任はどうなるのでしょうか?
商人系集荷業者の買い入れ価格はどのように決めるのでしょうか?
その基準となる価格をどのように考えるのでしょうか?
コメ生産者も「売り先」を持っている人とそうでない人では天国と地獄の差があるかも知れません。
(注 売り先とは出来秋に相場で売り抜けていることを指すのではありません。念のため)
ブログ検索が昨日異常に増えました。
この「内金」について報道されたからでしょう。
検索ワードは「全農 米 内金」「全農 内金「「米 内金」「コメ 全農 内金」などなどです。
米の入札制度も形骸化している。
指標価格というものは一番高い指標になっている。
益々、相対価格になるのでしょうが価格の決め方は難しいね。
農産物というのは工業製品などのようにコストダウンが簡単には出来ないからです。
極力コストアップにならない経営をしていないと大変です。
コメ販売会社も考え方を柔軟にしないといけません。
旧盆明けから始まります・・・。
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権俵
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