葬儀そのことを仕事にしている会社もあり社員もいる。
担当してくれたある女性社員の話し。
自宅から故人を葬儀会場まで行くルートを桜が好きだったので満開の小田原城のところをまわってくれたそうだ。
ある和菓子屋の前では、遺族が「ここのまんじゅうが好きだった」とポツリと話した。
告別式が終わり、棺には参列者が花を添え、あの世に旅立つ最後の別れを。
その時、
担当の女性社員が「あそこのまんじゅうがお好きだと伺ったので・・・」と二種類のまんじゅうを差し出す。
えっ、
そうそう、このまんじゅうが好きだった。
そして棺にそのまんじゅうをひとつ入れたのです。
まんじゅうそのものはひとつ100円程度のものだろう。
担当社員が自分の金で顧客が望むであろうコトを自分の意思で行動を起こす。
その行為に小生は感動を覚えた。
こういうことが「伝説のサービス」となり評判を生むのだろうと思うのでありました。
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市川 稔
北のあざらし(えんどうゆきお)
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