市川稔の米(マイ)情報

コメ需給と価格

需給と価格


えらいことになっています。


なにって?


おコメの消費が想定以上に減っている。


人間様が食べる主食用のお米の価格をつり上げたために・・・



家畜のエサにするためにお米作ればドーンと交付金がもらえる。

加工用にしても。


6月に入りました。


田植えもほぼ終わったこの時期に昨年収穫したお米(玄米)相場が下がっています・・・



国産、国内だけの論理でお米のことを考えているとどうなるか?



コメ対小麦



小麦は国産もありますが、需要の1割強で大半が輸入。


政府管理の穀物ということで「安く買って高く国民に売ります」


差額は農水省の特別会計。


関税掛かっても輸入物のパスタなど国産のコメよりずっと安い。



イタリア加工のパスタがスーパーでkg200円とか普通にあります。



最近聞いた情報。


コメを炊いて商品化している日本炊飯協会というところがあります。



コメは原料でありコストです。


こんな高くてはやってられない。


なんと、パスタの設備を増強して商品構成を変えようというのです。


白米はごはんにすると重量が2,1倍~2,2倍くらい。


パスタはどうかというと2,4倍くらいになります。


仮に、おコメkg300円、パスタ200円とすれば、gあたりコストはコメの6掛け以下になります。

パスタの調達コストはもっと安いだろうから、ざっくり半分のコストになるかな。


重量変化率



パスタ弁当の方が原料コストが安いというわけです。


これでは競争力がありません。


パスタやパンに流れてしまいます。




井の中の蛙大海を知らず




って感じですね。

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